第17回 言語聴覚士国家試験 第52問
第17回 言語聴覚士国家試験 第52問(心理測定法)の正答は 2 です。評価・統計に関する正しい記述を問う。
- 1.質的評価より量的評価の方が客観性が高い。
- 2.名義尺度のデータに適用できる統計的仮説検定法がある。 ✓
- 3.言語聴覚療法の評価で取り扱われるデータの多くは比率尺度である。
- 4.検査の標準化は後ろ向き(後方視的)研究によってなされる。
- 5.評価対象の機能回復がプラトーに達することを天井効果という。
正答:2番
初回正答率 21.3%難問
61人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
評価・統計に関する正しい記述を問う。名義尺度(カテゴリーデータ)にも、カイ二乗検定などの統計的仮説検定法が適用できる。
【各選択肢の解説】
1.質的評価より量的評価の方が客観性が高い:❌誤り。一概に言えず、質的評価にも客観性を高める手続きがある。
2.名義尺度のデータに適用できる統計的仮説検定法がある:✅正答。カイ二乗検定などが該当する。
3.言語聴覚療法で扱うデータの多くは比率尺度である:❌誤り。順序尺度・名義尺度のデータが多い。
4.検査の標準化は後ろ向き(後方視的)研究によってなされる:❌誤り。標準化標本を用いた手続きで行う。
5.機能回復がプラトーに達することを天井効果という:❌誤り。天井効果は測定上限近くで差が出にくくなる現象で、プラトーとは別概念。
【試験対策ポイント】
尺度水準ごとに使える検定がある(名義=カイ二乗、順序=ノンパラメトリック検定など)。天井効果は「課題が易しすぎて高得点に偏り差が出ない」測定上の現象で、機能回復のプラトー(横ばい)とは異なる。用語の定義を正確に区別する。
この問題の初回正答率は21.3%——受験者の79%が落としている難問です。こういう範囲は1問ずつ解説を読んでも埋まりません。ST国試ノートなら「なぜそうなるか」を頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。
▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | STの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(成人・小児・聴覚・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国14,201か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →