第17回 言語聴覚士国家試験 第56問
高次脳機能障害第17回
第17回 言語聴覚士国家試験 第56問(高次脳機能障害)の正答は 2 です。純粋失書を呈しうる病変部位を問う。
問題
純粋失書を呈しうる病変部位はどれか。
- 1.左上前頭回後部
- 2.左中前頭回後部 ✓
- 3.左中心前回上部
- 4.左中心後回上部
- 5.左上側頭回後部
正答:2番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 45.3%難問
95人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 純粋失書は左中前頭回後部の病変で生じうる
純粋失書を呈しうる病変部位を問う。純粋失書は書字のみが選択的に障害される病態で、左中前頭回後部(エクスナーの書字中枢)の病変で生じうる。
【各選択肢の解説】
1.左上前頭回後部:❌純粋失書の典型的病巣ではない。
2.左中前頭回後部:✅正答。エクスナーの書字中枢にあたる。
3.左中心前回上部:❌一次運動野(下肢)で、書字中枢ではない。
4.左中心後回上部:❌一次体性感覚野で、書字中枢ではない。
5.左上側頭回後部:❌ウェルニッケ野で、聴覚的言語理解に関わる。
【試験対策ポイント】
純粋失書(読みや話す能力は保たれ書字のみ障害)の責任病巣として、左中前頭回後部(エクスナー領域)、上頭頂小葉、角回などが挙げられる。中前頭回後部=書字、下前頭回後部=ブローカ野(発話)、上側頭回後部=ウェルニッケ野(理解)と、回ごとの機能を区別する。
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