STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第17回 言語聴覚士国家試験 第56問

高次脳機能障害第17回

第17回 言語聴覚士国家試験 第56問(高次脳機能障害)の正答は 2 です。純粋失書を呈しうる病変部位を問う。

STワンコイン模試 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。申込・受験に締切なし、いつ受けても順位と本試験換算をその都度集計。次回は第2回 基準日2026年11月21日。
問題
純粋失書を呈しうる病変部位はどれか。
  1. 1.左上前頭回後部
  2. 2.左中前頭回後部
  3. 3.左中心前回上部
  4. 4.左中心後回上部
  5. 5.左上側頭回後部

正答:2番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 45.3%難問

95人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:2番 — 純粋失書は左中前頭回後部の病変で生じうる

純粋失書を呈しうる病変部位を問う。純粋失書は書字のみが選択的に障害される病態で、左中前頭回後部(エクスナーの書字中枢)の病変で生じうる。


【各選択肢の解説】
1.左上前頭回後部:❌純粋失書の典型的病巣ではない。
2.左中前頭回後部:✅正答。エクスナーの書字中枢にあたる。
3.左中心前回上部:❌一次運動野(下肢)で、書字中枢ではない。
4.左中心後回上部:❌一次体性感覚野で、書字中枢ではない。
5.左上側頭回後部:❌ウェルニッケ野で、聴覚的言語理解に関わる。


【試験対策ポイント】
純粋失書(読みや話す能力は保たれ書字のみ障害)の責任病巣として、左中前頭回後部(エクスナー領域)、上頭頂小葉、角回などが挙げられる。中前頭回後部=書字、下前頭回後部=ブローカ野(発話)、上側頭回後部=ウェルニッケ野(理解)と、回ごとの機能を区別する。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📘 STカコモンの有料教材

この問題の初回正答率は45.3%——受験者の55%が落としている難問です。こういう範囲は1問ずつ解説を読んでも埋まりません。ST国試ノートなら「なぜそうなるか」を頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。

ST国試ノート ― 頻出だけをぎゅっと一冊に。買い切り850円・印刷すればA4で170ページ。現役STが過去14年・2,800問をAI分析。 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
既卒・浪人の方へ 解く力はあるのに、一人だと計画が崩れる——そんな人のための伴走型プログラム「ST既卒プレミアム」。あなた専用のロードマップと、毎週届く「今やること」で、次の国試まで隣を走ります。2026年9月7日スタート・以降も随時受付。お申し込みから8日以内なら全額返金。 詳しく見る ▶
スポンサーリンク(広告)

🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | STの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(成人・小児・聴覚・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国14,201か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →
関連

▶ 第17回 全問一覧

▶ 高次脳機能障害 の過去問一覧

スポンサーリンク(広告)