STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第17回 言語聴覚士国家試験 第71問

言語発達学第17回

第17回 言語聴覚士国家試験 第71問(言語発達学)の正答は 2 です。2語文が出現し始めた子どもへの指導で適切でないものを問う。

STワンコイン模試 第1回 申込受付中 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。受験開始7/15・基準日8/22。
問題
「ママ クック」、「パパ カイシャ」などの2語文の発語が出現し始めた子どもへの指導で適切でないのはどれか。
  1. 1.語彙理解の拡大を図る。
  2. 2.3語文の発話を模倣させる。
  3. 3.2つの名称を聴いて絵カードを選ぶ。
  4. 4.2~3語文の理解を図る。
  5. 5.「ママのクックね」などと文として聞かせる。

正答:2番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
スポンサーリンク
解説
■ 正答:2番 — 2語文段階の子に3語文の発話を模倣させるのは適切でない

2語文が出現し始めた子どもへの指導で適切でないものを問う。2語文段階の子にいきなり3語文の発話模倣を求めるのは発達段階を超えており、適切でない。


【各選択肢の解説】
1.語彙理解の拡大を図る:❌適切。理解語彙を広げる。
2.3語文の発話を模倣させる:✅適切でない(=正答)。2語文段階には段階が早すぎる
3.2つの名称を聴いて絵カードを選ぶ:❌適切。理解レベルの課題として妥当。
4.2~3語文の理解を図る:❌適切。表出より先に理解を広げる。
5.「ママのクックね」などと文として聞かせる:❌適切。正しい言い方をモデルとして聞かせる。


【試験対策ポイント】
言語指導は「理解が表出に先行する」原則に沿って、今の段階の少し上を狙う。2語文期では、理解語彙・2~3語文の理解を広げ、正しい言い方を文として聞かせるのが適切。表出で一気に3語文の模倣を求めるのは段階を超えた要求で不適切。発達段階に即した目標設定がポイント。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📘 STカコモンの有料教材

この問題でつまずいた範囲は、ST国試ノートでまとめて復習。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。

ST国試ノート ― 頻出だけをぎゅっと一冊に。買い切り850円・印刷すればA4で170ページ。現役STが過去14年・2,800問をAI分析。 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
スポンサーリンク

関連

▶ 第17回 全問一覧

▶ 言語発達学 の過去問一覧

スポンサーリンク