STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第17回 言語聴覚士国家試験 第75問

音声障害第17回

第17回 言語聴覚士国家試験 第75問(音声障害)の正答は 3 です。音声評価に関する誤りを問う。

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問題
誤っているのはどれか。
  1. 1.GRBAS評価は4段階で行う。
  2. 2.MPTが10秒未満は病的である。
  3. 3.VHIは他覚的音声評価法である。
  4. 4.APQ(振幅変動指数)は持続母音について測定する
  5. 5.EGG(電気グロトグラフィ)は声帯振動を評価する。

正答:3番

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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 55.7%標準

70人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:3番 — VHIは患者の自己評価による主観的評価法である

音声評価に関する誤りを問う。VHI(音声障害指数)は患者自身が記入する質問紙で、音声障害が生活に及ぼす影響をみる自覚的(主観的)評価法である。「他覚的」とする記述は誤りである。


【各選択肢の解説】
1.GRBAS評価は4段階で行う:❌正しい。各項目を0~3の4段階で聴覚印象評価する。
2.MPTが10秒未満は病的である:❌正しい。最長発声持続時間の低下は呼気・声門閉鎖の問題を示す。
3.VHIは他覚的音声評価法である:✅誤り(=正答)。VHIは患者の自己評価(主観的)
4.APQ(振幅変動指数)は持続母音について測定する:❌正しい。持続母音の振幅のゆらぎを評価。
5.EGG(電気グロトグラフィ)は声帯振動を評価する:❌正しい。声帯接触の変化を波形で評価。


【試験対策ポイント】
音声評価は「主観/自覚」と「客観/他覚」に大別する。聴覚印象評価(GRBAS、4段階)や患者の自己評価(VHI)は主観的、音響分析(ジッター・シマー・APQ)・MPT・EGGなどは客観的。VHIは患者本人が記入する質問紙であり主観的評価。各指標がどちらに属するかを整理する。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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