STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第17回 言語聴覚士国家試験 第75問

音声障害第17回

第17回 言語聴覚士国家試験 第75問(音声障害)の正答は 3 です。音声評価に関する誤りを問う。

STワンコイン模試 第1回 申込受付中 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。受験開始7/15・基準日8/22。
問題
誤っているのはどれか。
  1. 1.GRBAS評価は4段階で行う。
  2. 2.MPTが10秒未満は病的である。
  3. 3.VHIは他覚的音声評価法である。
  4. 4.APQ(振幅変動指数)は持続母音について測定する
  5. 5.EGG(電気グロトグラフィ)は声帯振動を評価する。

正答:3番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
スポンサーリンク
解説
■ 正答:3番 — VHIは患者の自己評価による主観的評価法である

音声評価に関する誤りを問う。VHI(音声障害指数)は患者自身が記入する質問紙で、音声障害が生活に及ぼす影響をみる自覚的(主観的)評価法である。「他覚的」とする記述は誤りである。


【各選択肢の解説】
1.GRBAS評価は4段階で行う:❌正しい。各項目を0~3の4段階で聴覚印象評価する。
2.MPTが10秒未満は病的である:❌正しい。最長発声持続時間の低下は呼気・声門閉鎖の問題を示す。
3.VHIは他覚的音声評価法である:✅誤り(=正答)。VHIは患者の自己評価(主観的)
4.APQ(振幅変動指数)は持続母音について測定する:❌正しい。持続母音の振幅のゆらぎを評価。
5.EGG(電気グロトグラフィ)は声帯振動を評価する:❌正しい。声帯接触の変化を波形で評価。


【試験対策ポイント】
音声評価は「主観/自覚」と「客観/他覚」に大別する。聴覚印象評価(GRBAS、4段階)や患者の自己評価(VHI)は主観的、音響分析(ジッター・シマー・APQ)・MPT・EGGなどは客観的。VHIは患者本人が記入する質問紙であり主観的評価。各指標がどちらに属するかを整理する。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📘 STカコモンの有料教材

この問題でつまずいた範囲は、ST国試ノートでまとめて復習。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。

ST国試ノート ― 頻出だけをぎゅっと一冊に。買い切り850円・印刷すればA4で170ページ。現役STが過去14年・2,800問をAI分析。 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
スポンサーリンク

関連

▶ 第17回 全問一覧

▶ 音声障害 の過去問一覧

スポンサーリンク