STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第17回 言語聴覚士国家試験 第79問

音声障害第17回

第17回 言語聴覚士国家試験 第79問(音声障害)の正答は 4 です。発話速度を遅くする訓練法を問う。

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問題
発話速度を遅くする訓練法はどれか。 a.アクセント法 b.チューイング法 c.フレージング法 d.モーラ指折り法 e.メンタルリハーサル法 1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e

正答:4番

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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 79.3%やさしい

116人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:4番 — フレージング法とモーラ指折り法は発話速度を遅くする

発話速度を遅くする訓練法を問う。フレージング法(句で区切って話す)とモーラ指折り法(1モーラずつ指を折りながら話す)は、いずれも発話の速度を落とす効果がある。c・dが該当する。


【各選択肢の解説】

a. アクセント法
❌ 誤り。腹式呼吸とリズミカルな発声を組み合わせる音声治療法で、速度低下が目的ではない。正しくは呼吸と発声の協調を高める音声治療である。
b. チューイング法
❌ 誤り。咀嚼様の発声で過緊張を緩める方法。正しくは過緊張性発声障害に用いる音声治療である。
c. フレージング法
✅ 正しい。句に区切って話すことで速度を落とす。
d. モーラ指折り法
✅ 正しい。1モーラずつ指を折り、ゆっくり等速に話す。
e. メンタルリハーサル法
❌ 誤り。頭の中で発話を想起する方法で、速度低下が目的ではない。正しくは発話前に頭の中で発話を予行する方法(吃音などで用いる)である。

→ 速度を遅くするのはc・dで、4番が正答となる。


【試験対策ポイント】
発話速度の調整は、句で区切るフレージング法、モーラごとに区切るモーラ指折り法(ペーシング)が代表。速い発話(パーキンソン病の加速現象など)に有効。アクセント法やチューイング法は音声治療(呼吸・発声の協調やリラクセーション)が目的で、速度低下を主目的とはしない。各手技の「ねらい」で振り分ける。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士が、臨床の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

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