STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第17回 言語聴覚士国家試験 第85問

嚥下障害第17回

第17回 言語聴覚士国家試験 第85問(嚥下障害)の正答は 3 です。高齢者の嚥下機能の特徴で正しいものを問う。

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問題
若年者と比較して高齢者の嚥下機能の特徴で正しいのはどれか。
  1. 1.唾液分泌が増加する。
  2. 2.喉頭挙上のタイミングが早くなる。
  3. 3.喉頭の感覚が低下する。 ✓
  4. 4.食道入口部括約筋が緩んでいる。
  5. 5.食塊の咽頭通過速度が速くなる。

正答:3番

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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 77%やさしい

165人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:3番 — 高齢者では喉頭の感覚が低下する

高齢者の嚥下機能の特徴で正しいものを問う。加齢により喉頭・咽頭の感覚が低下し、嚥下反射の惹起が遅れやすくなる。


【各選択肢の解説】

1. 唾液分泌が増加する。
❌ 誤り。加齢で唾液分泌は減少しやすい。正しくは減少する。
2. 喉頭挙上のタイミングが早くなる。
❌ 誤り。挙上が遅れ・低下しやすい。正しくは喉頭挙上は遅れ、挙上量も低下しやすい。
3. 喉頭の感覚が低下する。
✅ 正しい。感覚低下で嚥下反射が遅れやすい。
4. 食道入口部括約筋が緩んでいる。
❌ 誤り。正しくは食道入口部の開大が不十分になりやすい。
5. 食塊の咽頭通過速度が速くなる。
❌ 誤り。通過が遅くなり残留しやすい。正しくは咽頭通過は遅くなり、咽頭残留が増える。

【試験対策ポイント】
加齢に伴う嚥下機能の変化(老嚥)=喉頭・咽頭の感覚低下、嚥下反射の遅れ、喉頭挙上の低下・遅延、唾液分泌の減少、咽頭残留の増加、食道入口部の開大不全。全体に「遅く・弱く・乾く」方向と覚える。選択肢は逆向き(早く・増える)に作られるので注意する。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士が、臨床の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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