STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第17回 言語聴覚士国家試験 第85問

嚥下障害第17回

第17回 言語聴覚士国家試験 第85問(嚥下障害)の正答は 3 です。高齢者の嚥下機能の特徴で正しいものを問う。

STワンコイン模試 第1回 申込受付中 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。受験開始7/15・基準日8/22。
問題
若年者と比較して高齢者の嚥下機能の特徴で正しいのはどれか。
  1. 1.唾液分泌が増加する。
  2. 2.喉頭挙上のタイミングが早くなる。
  3. 3.喉頭の感覚が低下する。
  4. 4.食道入口部括約筋が緩んでいる。
  5. 5.食塊の咽頭通過速度が速くなる。

正答:3番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
スポンサーリンク
解説
■ 正答:3番 — 高齢者では喉頭の感覚が低下する

高齢者の嚥下機能の特徴で正しいものを問う。加齢により喉頭・咽頭の感覚が低下し、嚥下反射の惹起が遅れやすくなる。


【各選択肢の解説】
1.唾液分泌が増加する:❌誤り。加齢で唾液分泌は減少しやすい。
2.喉頭挙上のタイミングが早くなる:❌誤り。挙上が遅れ・低下しやすい。
3.喉頭の感覚が低下する:✅正答。感覚低下で嚥下反射が遅れやすい。
4.食道入口部括約筋が緩んでいる:❌誤り。開大が不十分になりやすい。
5.食塊の咽頭通過速度が速くなる:❌誤り。通過が遅くなり残留しやすい。


【試験対策ポイント】
加齢に伴う嚥下機能の変化(老嚥)=喉頭・咽頭の感覚低下、嚥下反射の遅れ、喉頭挙上の低下・遅延、唾液分泌の減少、咽頭残留の増加、食道入口部の開大不全。全体に「遅く・弱く・乾く」方向と覚える。選択肢は逆向き(早く・増える)に作られるので注意する。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📘 STカコモンの有料教材

この問題でつまずいた範囲は、ST国試ノートでまとめて復習。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。

ST国試ノート ― 頻出だけをぎゅっと一冊に。買い切り850円・印刷すればA4で170ページ。現役STが過去14年・2,800問をAI分析。 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
スポンサーリンク

関連

▶ 第17回 全問一覧

▶ 嚥下障害 の過去問一覧

スポンサーリンク