第17回 言語聴覚士国家試験 第90問
第17回 言語聴覚士国家試験 第90問(聴力検査)の正答は 4 です。新生児聴覚スクリーニングで正しい記述を問う。
- 1.耳音響放射は自動ABRより偽陽性率が低い。
- 2.両側難聴のみ要精査とする。
- 3.法制化された制度である。
- 4.難聴と診断されない。 ✓
- 5.パスであった児は3歳児健康診査で聴力の評価は必要ない。
正答:4番
初回正答率 45.6%難問
68人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
新生児聴覚スクリーニングで正しい記述を問う。スクリーニングはパス/要再検(リファー)を判定するもので、難聴を確定診断するものではない(確定は精密検査による)。
【各選択肢の解説】
1.耳音響放射は自動ABRより偽陽性率が低い:❌誤り。耳音響放射の方が偽陽性が出やすい。
2.両側難聴のみ要精査とする:❌誤り。一側性でも要精査とする。
3.法制化された制度である:❌誤り。法律で義務化された制度ではない(公費助成等で普及)。
4.難聴と診断されない:✅正答。スクリーニングであり、確定診断は精密検査で行う。
5.パスであった児は3歳児健康診査で聴力の評価は必要ない:❌誤り。後天性・進行性難聴があるため以降も評価が必要。
【試験対策ポイント】
新生児聴覚スクリーニングは自動ABRやOAEでパス/リファーを判定する「ふるい分け」で、難聴の確定診断ではない。一側性も要精査、パスしても進行性難聴があり得るため経過観察が必要。自動ABRはOAEより偽陽性が少ない。スクリーニングと確定診断の役割の違いを押さえる。
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