STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第17回 言語聴覚士国家試験 第90問

聴力検査第17回

第17回 言語聴覚士国家試験 第90問(聴力検査)の正答は 4 です。新生児聴覚スクリーニングで正しい記述を問う。

STワンコイン模試 第1回 申込受付中 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。受験開始7/15・基準日8/22。
問題
新生児聴覚スクリーニングで正しいのはどれか。
  1. 1.耳音響放射は自動ABRより偽陽性率が低い。
  2. 2.両側難聴のみ要精査とする。
  3. 3.法制化された制度である。
  4. 4.難聴と診断されない。
  5. 5.パスであった児は3歳児健康診査で聴力の評価は必要ない。

正答:4番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
スポンサーリンク
解説
■ 正答:4番 — 新生児聴覚スクリーニングは難聴を「診断」するものではない

新生児聴覚スクリーニングで正しい記述を問う。スクリーニングはパス/要再検(リファー)を判定するもので、難聴を確定診断するものではない(確定は精密検査による)。


【各選択肢の解説】
1.耳音響放射は自動ABRより偽陽性率が低い:❌誤り。耳音響放射の方が偽陽性が出やすい。
2.両側難聴のみ要精査とする:❌誤り。一側性でも要精査とする。
3.法制化された制度である:❌誤り。法律で義務化された制度ではない(公費助成等で普及)。
4.難聴と診断されない:✅正答。スクリーニングであり、確定診断は精密検査で行う。
5.パスであった児は3歳児健康診査で聴力の評価は必要ない:❌誤り。後天性・進行性難聴があるため以降も評価が必要。


【試験対策ポイント】
新生児聴覚スクリーニングは自動ABRやOAEでパス/リファーを判定する「ふるい分け」で、難聴の確定診断ではない。一側性も要精査、パスしても進行性難聴があり得るため経過観察が必要。自動ABRはOAEより偽陽性が少ない。スクリーニングと確定診断の役割の違いを押さえる。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📘 STカコモンの有料教材

この問題でつまずいた範囲は、ST国試ノートでまとめて復習。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。

ST国試ノート ― 頻出だけをぎゅっと一冊に。買い切り850円・印刷すればA4で170ページ。現役STが過去14年・2,800問をAI分析。 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
スポンサーリンク

関連

▶ 第17回 全問一覧

▶ 聴力検査 の過去問一覧

スポンサーリンク