第17回 言語聴覚士国家試験 第90問
聴力検査第17回
第17回 言語聴覚士国家試験 第90問(聴力検査)の正答は 4 です。新生児聴覚スクリーニングで正しい記述を問う。
問題
新生児聴覚スクリーニングで正しいのはどれか。
- 1.耳音響放射は自動ABRより偽陽性率が低い。
- 2.両側難聴のみ要精査とする。
- 3.法制化された制度である。
- 4.難聴と診断されない。 ✓
- 5.パスであった児は3歳児健康診査で聴力の評価は必要ない。
正答:4番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 48.1%難問
104人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 新生児聴覚スクリーニングは難聴を「診断」するものではない
新生児聴覚スクリーニングで正しい記述を問う。スクリーニングはパス/要再検(リファー)を判定するもので、難聴を確定診断するものではない(確定は精密検査による)。
【各選択肢の解説】
1. 耳音響放射は自動ABRより偽陽性率が低い。
❌ 誤り。耳音響放射の方が偽陽性が出やすい。正しくは自動ABRの方が偽陽性率が低い。
❌ 誤り。耳音響放射の方が偽陽性が出やすい。正しくは自動ABRの方が偽陽性率が低い。
2. 両側難聴のみ要精査とする。
❌ 誤り。正しくは一側のリファーでも精密検査へ回す。
❌ 誤り。正しくは一側のリファーでも精密検査へ回す。
3. 法制化された制度である。
❌ 誤り。正しくは法律で義務づけられた検査ではなく、市町村の公費助成などで普及している。
❌ 誤り。正しくは法律で義務づけられた検査ではなく、市町村の公費助成などで普及している。
4. 難聴と診断されない。
✅ 正しい。スクリーニングであり、確定診断は精密検査で行う。
✅ 正しい。スクリーニングであり、確定診断は精密検査で行う。
5. パスであった児は3歳児健康診査で聴力の評価は必要ない。
❌ 誤り。後天性・進行性難聴があるため以降も評価が必要。正しくはパスした児も3歳児健康診査などで聴力の評価を行う。
❌ 誤り。後天性・進行性難聴があるため以降も評価が必要。正しくはパスした児も3歳児健康診査などで聴力の評価を行う。
【試験対策ポイント】
新生児聴覚スクリーニングは自動ABRやOAEでパス/リファーを判定する「ふるい分け」で、難聴の確定診断ではない。一側性も要精査、パスしても進行性難聴があり得るため経過観察が必要。自動ABRはOAEより偽陽性が少ない。スクリーニングと確定診断の役割の違いを押さえる。
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