第17回 言語聴覚士国家試験 第91問
聴力検査第17回
第17回 言語聴覚士国家試験 第91問(聴力検査)の正答は 1 です。耳音響放射(OAE)について正しい記述を問う。
問題
耳音響放射について正しいのはどれか。
- 1.外耳道内の音を記録する。 ✓
- 2.伝音難聴で反応が得られる。
- 3.聴神経の障害で無反応になる。
- 4.他覚的に聴力閾値が測定できる。
- 5.軽度の感音難聴で反応が得られない。
正答:1番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 27.6%難問
116人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — 耳音響放射は外耳道内の音を記録する
耳音響放射(OAE)について正しい記述を問う。OAEは蝸牛の外有毛細胞が発する微弱な音を、外耳道内に置いたマイクで記録する検査である。
【各選択肢の解説】
1. 外耳道内の音を記録する。
✅ 正しい。外有毛細胞由来の音を外耳道で捉える。
✅ 正しい。外有毛細胞由来の音を外耳道で捉える。
2. 伝音難聴で反応が得られる。
❌ 誤り。伝音難聴では音が伝わらず反応が得にくい。正しくは伝音難聴では反応が得られにくい。
❌ 誤り。伝音難聴では音が伝わらず反応が得にくい。正しくは伝音難聴では反応が得られにくい。
3. 聴神経の障害で無反応になる。
❌ 誤り。正しくは外有毛細胞由来のため、後迷路(聴神経)障害では反応が残る。
❌ 誤り。正しくは外有毛細胞由来のため、後迷路(聴神経)障害では反応が残る。
4. 他覚的に聴力閾値が測定できる。
❌ 誤り。正しくは閾値そのものは測れず、外有毛細胞機能の有無を反映する。
❌ 誤り。正しくは閾値そのものは測れず、外有毛細胞機能の有無を反映する。
5. 軽度の感音難聴で反応が得られない。
❌ 誤り。正しくは軽度の感音難聴では反応が得られることがある。
❌ 誤り。正しくは軽度の感音難聴では反応が得られることがある。
【試験対策ポイント】
OAEは外有毛細胞の機能を反映し、外耳道で音を記録する他覚的検査(新生児スクリーニングに利用)。伝音難聴では刺激音・反応音が減衰し反応が出にくい。後迷路性難聴(聴神経腫瘍など)では外有毛細胞は正常なのでOAEは保たれる(ABRと組み合わせて部位診断に使う)。閾値測定そのものではない点に注意。
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