第17回 言語聴覚士国家試験 第96問
第17回 言語聴覚士国家試験 第96問(聴力検査)の正答は 4 です。語音聴力検査について正しい記述を問う。
- 1.最高語音明瞭度は閾値上50dBで測定される。
- 2.最高語音明瞭度が50%であれば聴覚のみで会話を容易に理解できる。
- 3.マスキングノイズはスピーチノイズよりホワイトノイズが推奨される。
- 4.語音明瞭度曲線は補聴効果の補足に有用である。 ✓
- 5.両側感音難聴の場合、マスキングは必要ない。
正答:4番
初回正答率 47.1%難問
68人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
語音聴力検査について正しい記述を問う。語音明瞭度曲線(スピーチオージオグラム)は最高語音明瞭度や明瞭度の伸びを示し、補聴器の適応や効果を判断する補足資料として有用である。
【各選択肢の解説】
1.最高語音明瞭度は閾値上50dBで測定される:❌誤り。提示レベルを変えて測定し、最も高い値を最高語音明瞭度とする。
2.最高語音明瞭度が50%であれば聴覚のみで会話を容易に理解できる:❌誤り。50%では会話の聴取は困難。
3.マスキングノイズはスピーチノイズよりホワイトノイズが推奨される:❌誤り。語音にはスピーチノイズ(帯域雑音)が推奨される。
4.語音明瞭度曲線は補聴効果の補足に有用である:✅正答。補聴器適応・効果判定の参考になる。
5.両側感音難聴の場合、マスキングは必要ない:❌誤り。左右差により必要となる場合がある。
【試験対策ポイント】
語音聴力検査では、語音聴取閾値と語音明瞭度(最高語音明瞭度)を求める。最高語音明瞭度は提示レベルを変えて得た最良値で、補聴器適応・効果の判断材料になる。語音検査のマスキングにはスピーチノイズを用いる。最高明瞭度が低いほど会話聴取が困難という臨床的意味も押さえる。
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