第17回 言語聴覚士国家試験 第97問
補聴器・人工内耳第17回
第17回 言語聴覚士国家試験 第97問(補聴器・人工内耳)の正答は 3 です。補聴器の250Hzの音響利得の低減に有効でないものを問う。
問題
補聴器の250Hzの音響利得の低減に有効でないのはどれか。
- 1.音質調整器
- 2.イヤホン交換
- 3.音響ダンパー ✓
- 4.ノイズサプレッサー
- 5.イヤーモルドのベント
正答:3番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 42.9%難問
112人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 音響ダンパーは250Hz(低音)の利得低減には有効でない
補聴器の250Hzの音響利得の低減に有効でないものを問う。音響ダンパーは中音域のピーク(共鳴)を平滑化するために用いるもので、低音域(250Hz)の利得低減には効果がない。
【各選択肢の解説】
1. 音質調整器
❌ 誤り。低音域の利得を下げる調整ができる。正しくは有効である。
❌ 誤り。低音域の利得を下げる調整ができる。正しくは有効である。
2. イヤホン交換
❌ 誤り。周波数特性の異なるレシーバーへの変更で調整できる。正しくは有効である。
❌ 誤り。周波数特性の異なるレシーバーへの変更で調整できる。正しくは有効である。
3. 音響ダンパー
✅ 有効でない(=正答)。中音域のピーク抑制が目的で低音には効かない。
✅ 有効でない(=正答)。中音域のピーク抑制が目的で低音には効かない。
4. ノイズサプレッサー
❌ 誤り。低周波の騒音成分を抑える機能がある。正しくは有効である。
❌ 誤り。低周波の騒音成分を抑える機能がある。正しくは有効である。
5. イヤーモルドのベント
❌ 誤り。通気孔から低音を逃がし低音利得を下げる。正しくは有効である。
❌ 誤り。通気孔から低音を逃がし低音利得を下げる。正しくは有効である。
【試験対策ポイント】
補聴器の低音(250Hz)の利得を下げる手段=ベント(通気孔)の付与・拡大、音質調整器での低音カット、レシーバー(イヤホン)変更、ノイズ抑制機能など。音響ダンパーは管路の中音域共鳴ピークを平滑化するもので、低音域の調整には用いない。各調整手段が効く周波数帯を押さえる。
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