第18回 言語聴覚士国家試験 第104問
臨床神経学第18回
第18回 言語聴覚士国家試験 第104問(臨床神経学)の正答は 3 です。病変部位と症候の組合せの誤りを問う。
問題
病変部位と症候との組合せで誤っているのはどれか。
- 1.内包 ― 上肢巧緻性障害
- 2.小脳 ― 失調
- 3.末梢神経 ― 腱反射亢進 ✓
- 4.脳幹 ― 嚥下障害
- 5.前頭葉 ― 自発性低下
正答:3番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 68%標準
128人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 末梢神経障害では腱反射は亢進せず、低下・消失する
病変部位と症候の組合せの誤りを問う。末梢神経障害(下位運動ニューロン障害)では反射弓が障害され、腱反射は低下または消失する。「腱反射亢進」は上位運動ニューロン障害の所見で誤りである。
【各選択肢の解説】
1. 内包 ― 上肢巧緻性障害
✅ 正しい。錐体路が通る内包の障害で運動麻痺・巧緻性低下が生じる。
✅ 正しい。錐体路が通る内包の障害で運動麻痺・巧緻性低下が生じる。
2. 小脳 ― 失調
✅ 正しい。小脳障害で協調運動障害(失調)が生じる。
✅ 正しい。小脳障害で協調運動障害(失調)が生じる。
3. 末梢神経 ― 腱反射亢進
❌ 誤り(=正答)。亢進は上位運動ニューロン障害の所見。正しくは末梢神経障害では反射弓が障害され、腱反射は低下・消失する。
❌ 誤り(=正答)。亢進は上位運動ニューロン障害の所見。正しくは末梢神経障害では反射弓が障害され、腱反射は低下・消失する。
4. 脳幹 ― 嚥下障害
✅ 正しい。延髄の嚥下中枢・脳神経核障害で嚥下障害が生じる。
✅ 正しい。延髄の嚥下中枢・脳神経核障害で嚥下障害が生じる。
5. 前頭葉 ― 自発性低下
✅ 正しい。前頭葉障害で意欲・自発性の低下(アパシー)が生じる。
✅ 正しい。前頭葉障害で意欲・自発性の低下(アパシー)が生じる。
【試験対策ポイント】
腱反射は「上位運動ニューロン障害=亢進+病的反射陽性」「下位運動ニューロン(末梢神経・前角)障害=低下・消失+筋萎縮」と二分する。末梢神経で「亢進」とあれば誤り。部位(内包・小脳・脳幹・前頭葉)ごとの代表症候も整理する。
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