STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第18回 言語聴覚士国家試験 第105問

臨床神経学第18回

第18回 言語聴覚士国家試験 第105問(臨床神経学)の正答は 5 です。外傷性脳損傷患者のリハビリテーションの誤りを問う。

STワンコイン模試 第1回 申込受付中 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。受験開始7/15・基準日8/22。
問題
外傷性脳損傷患者のリハビリテーションについて誤っているのはどれか。
  1. 1.記銘力障害に対してメモ帳の使用を定着させる。
  2. 2.遂行機能障害に対して作業手順を簡略にする。
  3. 3.問題行動に対して行動変容法を実施する。
  4. 4.地域での就労や就学支援につなげる。
  5. 5.興奮状態に対して強い口調で叱る。

正答:5番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
スポンサーリンク
解説
■ 正答:5番 — 興奮状態に強い口調で叱るのは不適切

外傷性脳損傷患者のリハビリテーションの誤りを問う。興奮や易怒性に対して強い口調で叱責すると、かえって興奮を強めてしまう。落ち着いた環境調整と穏やかな対応が原則で、「強い口調で叱る」は誤りである。


【各選択肢の解説】
1.記銘力障害に対してメモ帳の使用を定着させる:❌正しい。外的代償手段の活用は有効。
2.遂行機能障害に対して作業手順を簡略にする:❌正しい。手順の単純化・構造化が有効。
3.問題行動に対して行動変容法を実施する:❌正しい。行動療法的アプローチが用いられる。
4.地域での就労や就学支援につなげる:❌正しい。社会参加に向けた支援が重要。
5.興奮状態に対して強い口調で叱る:✅誤り(=正答)。興奮を助長するため不適切。穏やかな対応・環境調整を行う。


【試験対策ポイント】
高次脳機能障害への対応は「代償(メモ・手順表)・環境調整・行動的アプローチ・社会参加支援」が基本。脱抑制や易怒性には刺激を減らし穏やかに対応する。叱責・強い叱りは興奮を増悪させ逆効果である点を押さえる。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📘 STカコモンの有料教材

この問題でつまずいた範囲は、ST国試ノートでまとめて復習。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。

ST国試ノート ― 頻出だけをぎゅっと一冊に。買い切り850円・印刷すればA4で170ページ。現役STが過去14年・2,800問をAI分析。 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
スポンサーリンク

関連

▶ 第18回 全問一覧

▶ 臨床神経学 の過去問一覧

スポンサーリンク