第18回 言語聴覚士国家試験 第108問
耳鼻咽喉科学第18回
第18回 言語聴覚士国家試験 第108問(耳鼻咽喉科学)の正答は 4 です。唾石症=顎下腺に最多・摂食時の腫脹と唾仙痛。
問題
唾液腺疾患について正しいのはどれか。
- 1.唾石症は耳下腺に最も多く発症する。
- 2.流行性耳下腺炎では解熱すれば登校してよい。
- 3.唾液腺腫瘍で最も多いのはワルチン腫瘍である。
- 4.唾石症の特徴所見は摂食時の唾液腺腫脹と疼痛である。 ✓
- 5.耳下腺腫瘍で顔面神経麻痺がなければ悪性を否定できる。
正答:4番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 57.1%標準
168人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 唾石症の特徴は摂食時の唾液腺腫脹と疼痛(唾仙痛)
唾液腺疾患の正誤問題。唾石が導管をふさぐと、食事時に唾液の流出が妨げられて唾液腺が腫脹し疼痛(唾仙痛)を生じる。これが唾石症の特徴所見である。
【各選択肢の解説】
1. 唾石症は耳下腺に最も多く発症する。
❌ 誤り。正しくは導管が長く屈曲する顎下腺に最も多い。
❌ 誤り。正しくは導管が長く屈曲する顎下腺に最も多い。
2. 流行性耳下腺炎では解熱すれば登校してよい。
❌ 誤り。解熱だけでは出席停止は解除されない。正しくは耳下腺等の腫脹が出てから5日経過し、かつ全身状態が良好になるまで出席停止である(学校保健安全法施行規則)。
❌ 誤り。解熱だけでは出席停止は解除されない。正しくは耳下腺等の腫脹が出てから5日経過し、かつ全身状態が良好になるまで出席停止である(学校保健安全法施行規則)。
3. 唾液腺腫瘍で最も多いのはワルチン腫瘍である。
❌ 誤り。正しくは最も多いのは多形腺腫。
❌ 誤り。正しくは最も多いのは多形腺腫。
4. 唾石症の特徴所見は摂食時の唾液腺腫脹と疼痛である。
✅ 正しい(=正答)。食事時に唾液の流出が妨げられ、腫脹・疼痛(唾仙痛)をきたす。
✅ 正しい(=正答)。食事時に唾液の流出が妨げられ、腫脹・疼痛(唾仙痛)をきたす。
5. 耳下腺腫瘍で顔面神経麻痺がなければ悪性を否定できる。
❌ 誤り。正しくは麻痺がなくても悪性のことがある(麻痺は悪性を示唆する所見だが、ないことで否定はできない)。
❌ 誤り。正しくは麻痺がなくても悪性のことがある(麻痺は悪性を示唆する所見だが、ないことで否定はできない)。
【試験対策ポイント】
唾石症=顎下腺に最多・摂食時の腫脹と唾仙痛。唾液腺腫瘍は多形腺腫が最多(ワルチン腫瘍は耳下腺に多い良性だが2番手)。顔面神経麻痺は悪性を示唆するが、麻痺がないことで悪性は否定できない点に注意する。
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