第18回 言語聴覚士国家試験 第11問
臨床神経学第18回
第18回 言語聴覚士国家試験 第11問(臨床神経学)の正答は 2 です。脳血管障害の知識を問う問題。
問題
正しいのはどれか。
a.TIAの多くは内頸動脈からの微小塞栓に起因する。
b.直径30mm以上の脳深部梗塞はラクナ梗塞である。
c.頭蓋内出血の治療に抗血小板薬を用いる。
d.脳出血の最大のリスクファクターは糖尿病である。
e.脳静脈洞血栓症の原因として隣接組織の感染症が多い。
1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e
正答:2番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 64.1%標準
128人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — TIAの微小塞栓と脳静脈洞血栓症の感染原因が正しい
脳血管障害の知識を問う問題。一過性脳虚血発作(TIA)の塞栓源と、脳静脈洞血栓症の原因に関する記述が正しい。
【各選択肢の解説】
a. TIAの多くは内頸動脈からの微小塞栓に起因する。
✅ 正しい。頸動脈分岐部のプラークからの微小塞栓が代表的機序である。
✅ 正しい。頸動脈分岐部のプラークからの微小塞栓が代表的機序である。
b. 直径30mm以上の脳深部梗塞はラクナ梗塞である。
❌ 誤り。直径30mm以上の深部梗塞はラクナ梗塞に含めない。正しくは、ラクナ梗塞は穿通枝領域の直径15mm未満の小梗塞をいう。
❌ 誤り。直径30mm以上の深部梗塞はラクナ梗塞に含めない。正しくは、ラクナ梗塞は穿通枝領域の直径15mm未満の小梗塞をいう。
c. 頭蓋内出血の治療に抗血小板薬を用いる。
❌ 誤り。出血を助長するため禁忌である。正しくは、頭蓋内出血では抗血小板薬は用いず、降圧などの管理を行う。
❌ 誤り。出血を助長するため禁忌である。正しくは、頭蓋内出血では抗血小板薬は用いず、降圧などの管理を行う。
d. 脳出血の最大のリスクファクターは糖尿病である。
❌ 誤り。正しくは、脳出血の最大の危険因子は高血圧である。
❌ 誤り。正しくは、脳出血の最大の危険因子は高血圧である。
e. 脳静脈洞血栓症の原因として隣接組織の感染症が多い。
✅ 正しい。副鼻腔炎・中耳炎など隣接感染の波及が原因となる。
✅ 正しい。副鼻腔炎・中耳炎など隣接感染の波及が原因となる。
→ 正しいのはa・eの組合せである2番が正答となる。
【試験対策ポイント】
ラクナ梗塞は「穿通枝・15mm未満・高血圧が主因」、脳出血の最大危険因子も高血圧。頭蓋内出血に抗血小板・抗凝固は禁忌、という安全側の知識を確実に。TIAは塞栓源(頸動脈・心原性)の評価が重要。
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