STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第18回 言語聴覚士国家試験 第119問

呼吸系第18回

第18回 言語聴覚士国家試験 第119問(呼吸系)の正答は 5 です。梨状窩(下咽頭の左右にある凹み)の左右差の評価に最も有用な検査を問う。

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問題
梨状窩の左右差の評価に最も有用なのはどれか。
  1. 1.超音波断層像
  2. 2.嚥下造影側面像
  3. 3.MRI正中矢状断像
  4. 4.胸部正面単純エックス線像
  5. 5.下咽頭・喉頭内視鏡像 ✓

正答:5番

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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 51.4%標準

142人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:5番 — 梨状窩の左右差評価には下咽頭・喉頭内視鏡像が最も有用

梨状窩(下咽頭の左右にある凹み)の左右差の評価に最も有用な検査を問う。下咽頭・喉頭内視鏡像は、左右の梨状窩を直接観察でき、唾液貯留や非対称、残留の左右差を把握しやすい。


【各選択肢の解説】

1. 超音波断層像
❌ 誤り。空気を含む咽頭・喉頭の描出には不向き。正しくは左右の梨状窩の比較は内視鏡で直接観察する。
2. 嚥下造影側面像
❌ 誤り。側面像では左右が重なり、左右差の評価が難しい。正しくは嚥下造影で左右差を見るなら正面像を用いる。
3. MRI正中矢状断像
❌ 誤り。正しくは梨状窩は正中から外れた左右にあるため、正中断面では左右を比較できない。
4. 胸部正面単純エックス線像
❌ 誤り。軟部の咽頭構造の評価には適さない。正しくは胸部正面像は肺野・心陰影などの評価に用いる。
5. 下咽頭・喉頭内視鏡像
✅ 正しい(=正答)。左右の梨状窩を直接観察でき、貯留・残留の左右差を評価できる。

【試験対策ポイント】
梨状窩は下咽頭の左右一対の陥凹で、唾液貯留や残留の左右差は誤嚥リスクの指標になる。直視下に左右を比較できる喉頭内視鏡が最適。側面像や正中矢状断は左右が重なる・片側しか見えないため左右差評価には不向きである。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士が、臨床の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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