第18回 言語聴覚士国家試験 第127問
心理測定法第18回
第18回 言語聴覚士国家試験 第127問(心理測定法)の正答は 2 です。精神物理学的測定法の恒常法に関する誤りを問う。
問題
恒常法について誤っているのはどれか。
- 1.他の測定法に比べて必要となる試行数が多い。
- 2.測定者が測定値を事前に予測する必要がない。 ✓
- 3.刺激呈示を行わない試行を導入できる。
- 4.測定値は系列効果の影響を受けない。
- 5.心理測定関数を得ることができる。
正答:2番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 41.4%難問
111人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 恒常法では刺激範囲を事前に予測して設定する必要がある
精神物理学的測定法の恒常法に関する誤りを問う。恒常法では、あらかじめ閾値付近を予測して複数の刺激段階を決めておく必要がある。「測定者が測定値を事前に予測する必要がない」という記述は誤りである。
【各選択肢の解説】
1. 他の測定法に比べて必要となる試行数が多い
✅ 正しい。多数の刺激を反復提示するため試行数が多い。
✅ 正しい。多数の刺激を反復提示するため試行数が多い。
2. 測定者が測定値を事前に予測する必要がない
❌ 誤り(=正答)。閾値付近を予測して刺激段階を設定する必要がある。正しくは恒常法では予備測定などで閾値のおよその位置を予測し、その前後に刺激段階を決めておく必要がある。
❌ 誤り(=正答)。閾値付近を予測して刺激段階を設定する必要がある。正しくは恒常法では予備測定などで閾値のおよその位置を予測し、その前後に刺激段階を決めておく必要がある。
3. 刺激呈示を行わない試行を導入できる
✅ 正しい。キャッチ試行(刺激なし)を入れられる。
✅ 正しい。キャッチ試行(刺激なし)を入れられる。
4. 測定値は系列効果の影響を受けない
✅ 正しい。刺激をランダムに提示するため系列(順序)効果を避けられる。
✅ 正しい。刺激をランダムに提示するため系列(順序)効果を避けられる。
5. 心理測定関数を得ることができる
✅ 正しい。刺激強度と反応率の関係(心理測定関数)が得られる。
✅ 正しい。刺激強度と反応率の関係(心理測定関数)が得られる。
【試験対策ポイント】
恒常法は「閾値付近の刺激段階を事前設定し、ランダム提示で多数回測定」する精密だが試行数の多い方法。系列効果を受けず、キャッチ試行や心理測定関数が得られる利点がある。「事前予測不要」は調整法的な発想で、恒常法には当てはまらない。
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