STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第18回 言語聴覚士国家試験 第155問

失語症第18回

第18回 言語聴覚士国家試験 第155問(失語症)の正答は 1 です。失語における非流暢性発話の特徴を問う。

STワンコイン模試 第1回 申込受付中 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。受験開始7/15・基準日8/22。
問題
失語における非流暢性発話の特徴として正しいのはどれか。 a.発話の長さが短い。 b.文法構造が単純である。 c.音韻性錯語や語性錯語が多い。 d.実質語が機能語に比べて少ない。 e.日本語として自然なプロソディである。 1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e

正答:1番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
スポンサーリンク
解説
■ 正答:1番 — 非流暢性発話は発話が短く文法構造が単純である

失語における非流暢性発話の特徴を問う。非流暢性失語(ブローカ失語など)では、発話の長さが短く、機能語が脱落して文法構造が単純(失文法)になる。a・bが該当する。


【各選択肢の解説】
a.発話の長さが短い:⭕正しい。一句あたりの語数が少なく、努力性で途切れがち。
b.文法構造が単純である:⭕正しい。機能語が脱落し失文法(電文体)になる。
c.音韻性錯語や語性錯語が多い:❌流暢性失語(ウェルニッケ失語など)の特徴。
d.実質語が機能語に比べて少ない:❌逆。機能語が脱落し、実質語が相対的に多く残る(電文体)。
e.日本語として自然なプロソディである:❌非流暢性ではプロソディも障害され、不自然になる。
→ 非流暢性発話の特徴はa・bで、1番が正答となる。


【試験対策ポイント】
非流暢性発話=発話量が少なく努力性・失文法(機能語脱落、実質語中心の電文体)・プロソディ障害。流暢性発話=発話量は保たれ錯語が多い。実質語と機能語のどちらが残るか(非流暢は実質語が残る)を押さえると判別しやすい。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📘 STカコモンの有料教材

この問題でつまずいた範囲は、ST国試ノートでまとめて復習。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。

ST国試ノート ― 頻出だけをぎゅっと一冊に。買い切り850円・印刷すればA4で170ページ。現役STが過去14年・2,800問をAI分析。 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
スポンサーリンク

関連

▶ 第18回 全問一覧

▶ 失語症 の過去問一覧

スポンサーリンク