第18回 言語聴覚士国家試験 第156問
第18回 言語聴覚士国家試験 第156問(失語症)の正答は 1 です。漢字単語音読の錯読タイプの組合せの誤りを問う。
- 1.天丼を「てんき」と読む。 ― 語彙化錯読 ✓
- 2.基地を「ぼち」と読む。 ― 視覚性錯読
- 3.蛸を「いか」と読む。 ― 意味性錯読
- 4.竹藪を「たやけぶ」と読む。 ― 音韻性錯読
- 5.海老を「かいろう」と読む。 ― 類音的錯読
正答:1番
初回正答率 51%標準
98人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
漢字単語音読の錯読タイプの組合せの誤りを問う。語彙化錯読は本来読めない非語を実在語として読んでしまう現象を指す。「天丼(てんどん)→てんき」は字形・音の取り違えによる錯読で、語彙化錯読の例とはいえず、組合せが誤りである。
【各選択肢の解説】
1.天丼を「てんき」と読む―語彙化錯読:✅誤り(=正答)。字形・音の取り違えによる錯読で、語彙化錯読の典型例ではない。
2.基地を「ぼち」と読む―視覚性錯読:❌正しい。「基」を字形の似た「墓」と取り違える視覚性錯読。
3.蛸を「いか」と読む―意味性錯読:❌正しい。意味的に関連する別語に置き換わる意味性錯読。
4.竹藪を「たやけぶ」と読む―音韻性錯読:❌正しい。音の配列が乱れる音韻性錯読。
5.海老を「かいろう」と読む―類音的錯読:❌正しい。音読み(音)の類似による錯読。
(※1の組合せのみ説明が一致しない)
【試験対策ポイント】
錯読の型は「視覚性(字形の類似)・意味性(意味の関連)・音韻性(音の配列の乱れ)・類音的(音の類似)・語彙化(非語を実在語に)」に分ける。提示語と読み誤りの関係がどの型に当たるかを照合し、説明が一致しない組合せを選ぶ。
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