第18回 言語聴覚士国家試験 第157問
第18回 言語聴覚士国家試験 第157問(失語症)の正答は 3 です。古典型失語症候群に関する正しい記述を問う。
- 1.全ての失語症はいずれかの失語型に分類できる。
- 2.流暢で言語理解よりも発話が障害されていれば健忘性失語である。
- 3.混合型超皮質性失語は言語野孤立症候群とも呼ばれる。 ✓
- 4.語義失語は超皮質性運動失語に含まれる。
- 5.伝導失語とウェルニッケ失語は流暢性で鑑別する。
正答:3番
初回正答率 74.5%やさしい
94人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
古典型失語症候群に関する正しい記述を問う。混合型超皮質性失語は、言語野とその周囲が広く損なわれる一方で言語野そのものは保たれ復唱だけが残る病態で、「言語野孤立症候群」とも呼ばれる。
【各選択肢の解説】
1.全ての失語症はいずれかの失語型に分類できる:❌誤り。古典分類に当てはまらない例もある。
2.流暢で言語理解よりも発話が障害されていれば健忘性失語である:❌誤り。健忘失語は喚語困難が主体で、発話そのものの障害が主とはいえない。
3.混合型超皮質性失語は言語野孤立症候群とも呼ばれる:✅正答。復唱が保たれ、言語野が周囲から孤立した状態。
4.語義失語は超皮質性運動失語に含まれる:❌誤り。語義失語は意味理解の障害で、超皮質性「感覚」失語に近い。
5.伝導失語とウェルニッケ失語は流暢性で鑑別する:❌誤り。両者とも流暢で、復唱や理解の程度で鑑別する。
【試験対策ポイント】
超皮質性失語は復唱が保たれるのが特徴(運動性・感覚性・混合型)。混合型超皮質性失語=言語野孤立症候群(復唱のみ可)。伝導失語とウェルニッケ失語はともに流暢で、復唱障害(伝導)か理解障害(ウェルニッケ)で鑑別する。
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