第18回 言語聴覚士国家試験 第161問
高次脳機能障害第18回
第18回 言語聴覚士国家試験 第161問(高次脳機能障害)の正答は 2 です。前大脳動脈領域の梗塞で出現しない症状を問う。
問題
前大脳動脈領域の梗塞によって出現しない症状はどれか。
- 1.無言症
- 2.着衣失行 ✓
- 3.本能性把握反応
- 4.道具の強迫的使用
- 5.超皮質性運動失語
正答:2番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 59.8%標準
87人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 着衣失行は右頭頂葉(中大脳動脈領域)の症状で、前大脳動脈領域では出現しない
前大脳動脈領域の梗塞で出現しない症状を問う。前大脳動脈は前頭葉内側面・補足運動野などを灌流する。着衣失行は右頭頂葉の障害(中大脳動脈領域)による症状で、前大脳動脈領域の梗塞では出現しない。
【各選択肢の解説】
1.無言症:❌出現しうる。補足運動野(前頭葉内側)の障害による。
2.着衣失行:✅出現しない(=正答)。右頭頂葉の障害(中大脳動脈領域)による症状。
3.本能性把握反応:❌出現しうる。前頭葉内側の障害による原始反射の解放。
4.道具の強迫的使用:❌出現しうる。前頭葉内側面の障害でみられる。
5.超皮質性運動失語:❌出現しうる。補足運動野・前頭葉内側の障害による。
【試験対策ポイント】
前大脳動脈領域(前頭葉内側・補足運動野・帯状回)の症状=無言症・超皮質性運動失語・本能性把握反応・道具の強迫的使用・下肢優位の麻痺。着衣失行・半側空間無視・構成障害は右頭頂葉(中大脳動脈領域)の症状で領域が異なる。
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