第18回 言語聴覚士国家試験 第180問
第18回 言語聴覚士国家試験 第180問(器質性構音障害)の正答は 4 です。器質的要因と音声・構音症状の誤った組合せを問う。
正答:4番
初回正答率 49.4%難問
79人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
器質的要因と音声・構音症状の誤った組合せを問う。咽頭扁桃肥大は鼻腔の通りを妨げて閉鼻声を生じる(気息性嗄声ではない)。高口蓋や舌小帯短縮症の組合せも症状が合わず、b・c・dが誤りである。
【各選択肢の解説】
a.粘膜下口蓋裂―開鼻声:❌正しい。鼻咽腔閉鎖不全により開鼻声を生じる。
b.咽頭扁桃肥大―気息性嗄声:⭕誤り。鼻腔通気が妨げられ閉鼻声となる。
c.高口蓋―母音の歪み:⭕誤り。高口蓋は主に子音の構音に影響し、母音の歪みとは結び付きにくい。
d.舌小帯短縮症―声門破裂音:⭕誤り。舌尖音(ラ行・サ行等)の歪みが問題で、声門破裂音は口蓋裂で生じる。
e.ダウン症―母音の歪み:❌正しい。筋緊張低下・舌の問題で母音を含む構音が歪む。
→ 誤っている組合せはb・c・dで、4番が正答となる。
【試験対策ポイント】
鼻に関わる症状を区別する。鼻咽腔閉鎖不全(口蓋裂等)=開鼻声、鼻腔の閉塞(咽頭扁桃肥大等)=閉鼻声。声門破裂音は口蓋裂の代償構音であり、舌小帯短縮症(舌尖の可動制限)とは結び付かない。原因部位から生じる症状を対応づける。
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