STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第18回 言語聴覚士国家試験 第185問

嚥下障害第18回

第18回 言語聴覚士国家試験 第185問(嚥下障害)の正答は 4 です。経口摂取訓練を行う状態として適切でないものを問う。

STワンコイン模試 第1回 申込受付中 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。受験開始7/15・基準日8/22。
問題
経口摂取訓練を行う状態として適切でないのはどれか。
  1. 1.自力歩行が困難である。
  2. 2.気管切開を受けている。
  3. 3.咳嗽反射が保たれている。
  4. 4.意識レベルがJCS 20である。
  5. 5.血中酸素飽和度が95%である。

正答:4番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
スポンサーリンク
解説
■ 正答:4番 — 意識レベルがJCS 20では経口摂取訓練は適切でない

経口摂取訓練を行う状態として適切でないものを問う。JCS 20は刺激しないと覚醒が保てない意識障害で、誤嚥のリスクが高く、覚醒の安定しない状態での経口摂取訓練は適切でない。


【各選択肢の解説】
1.自力歩行が困難である:❌訓練可能。歩行困難でも覚醒が保たれていれば経口摂取訓練はできる。
2.気管切開を受けている:❌訓練可能。気管切開下でも条件を整えれば訓練しうる。
3.咳嗽反射が保たれている:❌むしろ望ましい。気道防御が働く良い条件。
4.意識レベルがJCS 20である:✅適切でない(=正答)。覚醒が不安定で誤嚥リスクが高い
5.血中酸素飽和度が95%である:❌訓練可能。酸素化は良好で問題ない。


【試験対策ポイント】
経口摂取訓練の前提は「覚醒(意識)が安定していること・気道防御(咳嗽反射)が働くこと」。JCS二桁(刺激で覚醒)は意識障害が強く不適。歩行困難・気管切開・SpO2 95%は直接の禁忌ではない。覚醒水準を最優先で判断する。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📘 STカコモンの有料教材

この問題でつまずいた範囲は、ST国試ノートでまとめて復習。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。

ST国試ノート ― 頻出だけをぎゅっと一冊に。買い切り850円・印刷すればA4で170ページ。現役STが過去14年・2,800問をAI分析。 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
スポンサーリンク

関連

▶ 第18回 全問一覧

▶ 嚥下障害 の過去問一覧

スポンサーリンク