STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第18回 言語聴覚士国家試験 第185問

嚥下障害第18回

第18回 言語聴覚士国家試験 第185問(嚥下障害)の正答は 4 です。経口摂取訓練を行う状態として適切でないものを問う。

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問題
経口摂取訓練を行う状態として適切でないのはどれか。
  1. 1.自力歩行が困難である。
  2. 2.気管切開を受けている。
  3. 3.咳嗽反射が保たれている。
  4. 4.意識レベルがJCS 20である。
  5. 5.血中酸素飽和度が95%である。

正答:4番

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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 68.8%やさしい

96人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:4番 — 意識レベルがJCS 20では経口摂取訓練は適切でない

経口摂取訓練を行う状態として適切でないものを問う。JCS 20は刺激しないと覚醒が保てない意識障害で、誤嚥のリスクが高く、覚醒の安定しない状態での経口摂取訓練は適切でない。


【各選択肢の解説】
1.自力歩行が困難である:❌訓練可能。歩行困難でも覚醒が保たれていれば経口摂取訓練はできる。
2.気管切開を受けている:❌訓練可能。気管切開下でも条件を整えれば訓練しうる。
3.咳嗽反射が保たれている:❌むしろ望ましい。気道防御が働く良い条件。
4.意識レベルがJCS 20である:✅適切でない(=正答)。覚醒が不安定で誤嚥リスクが高い
5.血中酸素飽和度が95%である:❌訓練可能。酸素化は良好で問題ない。


【試験対策ポイント】
経口摂取訓練の前提は「覚醒(意識)が安定していること・気道防御(咳嗽反射)が働くこと」。JCS二桁(刺激で覚醒)は意識障害が強く不適。歩行困難・気管切開・SpO2 95%は直接の禁忌ではない。覚醒水準を最優先で判断する。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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