第18回 言語聴覚士国家試験 第190問
聴力検査第18回
第18回 言語聴覚士国家試験 第190問(聴力検査)の正答は 5 です。音にある程度反応する3歳児でABRが無反応の場合に考えられるものを問う。
問題
音にある程度反応する3歳児でABRが無反応の場合に考えられるのはどれか。
a.軽度難聴
b.低音障害型難聴
c.先天性真珠腫
d.auditory neuropathy
e.高音急墜型難聴
1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e
正答:5番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリで
この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 49%難問
104人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:5番 — 音に反応するがABR無反応なら、auditory neuropathyと高音急墜型難聴を考える
音にある程度反応する3歳児でABRが無反応の場合に考えられるものを問う。ABRはクリック音(高音域中心)への同期反応をみるため、auditory neuropathy(同期不全)や高音急墜型難聴では、聴こえはあってもABRが無反応となりうる。d・eが該当する。
【各選択肢の解説】
a. 軽度難聴
❌ 誤り。軽度なら閾値上昇は小さく、ABRは反応する。正しくはABR無反応の原因として考えにくい。
❌ 誤り。軽度なら閾値上昇は小さく、ABRは反応する。正しくはABR無反応の原因として考えにくい。
b. 低音障害型難聴
❌ 誤り。高音は保たれるため、高音中心のABRは反応する。正しくはABR無反応の原因として考えにくい。
❌ 誤り。高音は保たれるため、高音中心のABRは反応する。正しくはABR無反応の原因として考えにくい。
c. 先天性真珠腫
❌ 誤り。伝音難聴主体で、レベルを上げればABRは反応しうる。正しくはABR無反応の原因として考えにくい。
❌ 誤り。伝音難聴主体で、レベルを上げればABRは反応しうる。正しくはABR無反応の原因として考えにくい。
d. auditory neuropathy
✅ 正しい。神経の同期不全でABRが無反応でも、音への反応は残る。
✅ 正しい。神経の同期不全でABRが無反応でも、音への反応は残る。
e. 高音急墜型難聴
✅ 正しい。高音が著しく障害されると高音中心のABRが無反応となり、低音で音に反応する。
✅ 正しい。高音が著しく障害されると高音中心のABRが無反応となり、低音で音に反応する。
→ 考えられるのはd・eで、5番が正答となる。
【試験対策ポイント】
ABRはクリック音による高音域の同期反応を反映する。よって「高音域の重度障害(高音急墜型)」や「神経の同期不全(auditory neuropathy)」では、音への行動反応があってもABRが無反応になりうる。ABR無反応=全く聴こえないと早合点しない点が要点である。
📘 STカコモンの有料教材
この問題の初回正答率は49%——受験者の51%が落としている難問です。こういう範囲は1問ずつ解説を読んでも埋まりません。ST国試ノートなら「なぜそうなるか」を頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。
▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
スポンサーリンク(広告)
🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | STの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(成人・小児・聴覚・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国14,201か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →
関連
スポンサーリンク(広告)