第18回 言語聴覚士国家試験 第195問
聴力検査第18回
第18回 言語聴覚士国家試験 第195問(聴力検査)の正答は 4 です。自記オージオメトリ(ベケシー検査・Jerger分類)について正しい記述を問う。
問題
自記オージオメトリについて正しいのはどれか。
- 1.JergerI型は正常聴力を意味する。
- 2.JergerII型は持続音より断続音の振幅が小さくなる。
- 3.JergerIII型は持続音の閾値だけが徐々に低下する。
- 4.JergerIV型は低音と高音とで同じ傾向が見られる。 ✓
- 5.検査結果は被検査者の操作なしに自動的に記録される。
正答:4番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 28.8%難問
104人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — JergerIV型は低音・高音とも持続音と断続音の乖離が一様にみられる
自記オージオメトリ(ベケシー検査・Jerger分類)について正しい記述を問う。IV型は持続音の閾値が断続音より悪く、その乖離が低音から高音まで一様に認められる型で、後迷路性難聴を示唆する。
【各選択肢の解説】
1. JergerI型は正常聴力を意味する。
❌ 誤り。正常だけでなく伝音難聴でもI型を示し、正常とは限らない。正しくはI型は持続音と断続音の記録が重なる型で、正常聴力と伝音難聴でみられる。
❌ 誤り。正常だけでなく伝音難聴でもI型を示し、正常とは限らない。正しくはI型は持続音と断続音の記録が重なる型で、正常聴力と伝音難聴でみられる。
2. JergerII型は持続音より断続音の振幅が小さくなる。
❌ 誤り。逆で、高音域で持続音の閾値が悪化(振幅が小さく)する。正しくはII型は持続音の振幅が断続音より小さくなる型(内耳性難聴)である。
❌ 誤り。逆で、高音域で持続音の閾値が悪化(振幅が小さく)する。正しくはII型は持続音の振幅が断続音より小さくなる型(内耳性難聴)である。
3. JergerIII型は持続音の閾値だけが徐々に低下する。
❌ 誤り。持続音の閾値が「徐々に」ではなく急激に低下するのがIII型。正しくはIII型は持続音の記録が急激・大幅に悪化する型(後迷路性難聴)である。
❌ 誤り。持続音の閾値が「徐々に」ではなく急激に低下するのがIII型。正しくはIII型は持続音の記録が急激・大幅に悪化する型(後迷路性難聴)である。
4. JergerIV型は低音と高音とで同じ傾向が見られる。
✅ 正しい(=正答)。持続音と断続音の乖離が全周波数で一様にみられる。
✅ 正しい(=正答)。持続音と断続音の乖離が全周波数で一様にみられる。
5. 検査結果は被検査者の操作なしに自動的に記録される。
❌ 誤り。被検者がボタン操作で応答するため、操作が必要。正しくは被検者が音の聞こえに応じてボタンを押し、その操作で閾値の軌跡が記録される。
❌ 誤り。被検者がボタン操作で応答するため、操作が必要。正しくは被検者が音の聞こえに応じてボタンを押し、その操作で閾値の軌跡が記録される。
【試験対策ポイント】
Jerger分類はI(重なる:正常・伝音)/II(高音で持続音が低下:内耳性)/III(持続音が急激に低下:後迷路性)/IV(全周波数で乖離:後迷路性)。自記オージオメトリは被検者自身のボタン操作で閾値を記録する。型の特徴と病巣(内耳性か後迷路性か)を結びつける。
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