第18回 言語聴覚士国家試験 第197問
補聴器・人工内耳第18回
第18回 言語聴覚士国家試験 第197問(補聴器・人工内耳)の正答は 2 です。補聴器の各機能について正しい記述を問う。
問題
補聴器の各機能について正しいのはどれか。
- 1.騒音抑制機能は語音明瞭度に影響しない。
- 2.ハウリング抑制機能は乳幼児にも用いられる。 ✓
- 3.最大出力音圧の調整機能は障害者総合支援法対応機種にない。
- 4.オープンフィッティングに最も必要な機能はノンリニア増幅である。
- 5.指向性機能とは聞きたい話者の音声を増幅するものである。
正答:2番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 56.9%標準
116人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — ハウリング抑制機能は乳幼児にも用いられる
補聴器の各機能について正しい記述を問う。乳幼児はイヤモールドの密着が保ちにくくハウリング(音漏れによる発振)が起こりやすいため、ハウリング抑制機能が有用で、乳幼児にも用いられる。
【各選択肢の解説】
1. 騒音抑制機能は語音明瞭度に影響しない。
❌ 誤り。騒音抑制は明瞭度に影響しうる(主に快適性を高める)。正しくは騒音抑制機能は聞き取りの快適性を高め、語音明瞭度にも影響しうる。
❌ 誤り。騒音抑制は明瞭度に影響しうる(主に快適性を高める)。正しくは騒音抑制機能は聞き取りの快適性を高め、語音明瞭度にも影響しうる。
2. ハウリング抑制機能は乳幼児にも用いられる。
✅ 正しい(=正答)。密着が不十分で発振しやすい乳幼児にも有用。
✅ 正しい(=正答)。密着が不十分で発振しやすい乳幼児にも有用。
3. 最大出力音圧の調整機能は障害者総合支援法対応機種にない。
❌ 誤り。安全のため対応機種にも備わっている。正しくは障害者総合支援法対応機種にも最大出力音圧の調整機能がある。
❌ 誤り。安全のため対応機種にも備わっている。正しくは障害者総合支援法対応機種にも最大出力音圧の調整機能がある。
4. オープンフィッティングに最も必要な機能はノンリニア増幅である。
❌ 誤り。音漏れが多い装用法のため、最も必要なのはハウリング抑制。正しくはオープンフィッティングに最も必要な機能はハウリング抑制機能である。
❌ 誤り。音漏れが多い装用法のため、最も必要なのはハウリング抑制。正しくはオープンフィッティングに最も必要な機能はハウリング抑制機能である。
5. 指向性機能とは聞きたい話者の音声を増幅するものである。
❌ 誤り。特定方向の音を選択的に拾い、他方向の音を抑える機能。正しくは指向性機能は特定方向(主に前方)からの音を相対的に強調し、他方向からの音を抑えるものである。
❌ 誤り。特定方向の音を選択的に拾い、他方向の音を抑える機能。正しくは指向性機能は特定方向(主に前方)からの音を相対的に強調し、他方向からの音を抑えるものである。
【試験対策ポイント】
補聴器の機能を整理する。ハウリング抑制=発振防止(密着の悪い乳幼児・オープンフィッティングで特に有用)、指向性=特定方向の音を強調し他方向を抑制、騒音抑制=快適性向上(明瞭度への効果は限定的)、最大出力制限=過大音から保護。各機能の目的を取り違えないこと。
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