第18回 言語聴覚士国家試験 第198問
補聴器・人工内耳第18回
第18回 言語聴覚士国家試験 第198問(補聴器・人工内耳)の正答は 1 です。語音明瞭度曲線(▲装用時・△非装用時)の読み取りを問う。
問題
語音明瞭度曲線の測定結果で正しいのはどれか。
(▲:補聴器装用時,△:補聴器非装用時)
【図を挿入】
- 1.非装用時で声が大きめの日常会話はほぼ理解できる。 ✓
- 2.装用時において日常会話音で語音明瞭度が10%改善している。
- 3.補聴器の利得は約30dBである。
- 4.補聴器装用時の語音了解度閾値は40dB HLである。
- 5.装用閾値は50dB HLである。
正答:1番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 35.5%難問
110人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — 非装用時でも声が大きめの日常会話はほぼ理解できる
語音明瞭度曲線(▲装用時・△非装用時)の読み取りを問う。非装用時の曲線は大きめの音(70~80dB HL)で明瞭度が70%前後に達しており、声が大きめの日常会話はほぼ理解できる。
【各選択肢の解説】
1. 非装用時で声が大きめの日常会話はほぼ理解できる。
✅ 正しい(=正答)。△(非装用時)は70dB HLで約65%、80dB HLで約75%となり、大きめの音(70~80dB)で明瞭度約70%に達する。
✅ 正しい(=正答)。△(非装用時)は70dB HLで約65%、80dB HLで約75%となり、大きめの音(70~80dB)で明瞭度約70%に達する。
2. 装用時において日常会話音で語音明瞭度が10%改善している。
❌ 誤り。日常会話音(約60dB)では装用で20%近く改善しており、10%ではない。正しくは60dB HLで非装用約45%→装用約65%と約20%改善している。
❌ 誤り。日常会話音(約60dB)では装用で20%近く改善しており、10%ではない。正しくは60dB HLで非装用約45%→装用約65%と約20%改善している。
3. 補聴器の利得は約30dBである。
❌ 誤り。曲線は約10dB左へ移動しており、利得は約10dB。正しくは補聴器の利得は約10dBである。
❌ 誤り。曲線は約10dB左へ移動しており、利得は約10dB。正しくは補聴器の利得は約10dBである。
4. 補聴器装用時の語音了解度閾値は40dB HLである。
❌ 誤り。装用時に50%に達するのは約50dBで、40dBではない。正しくは装用時に明瞭度50%となるのは50dB HLをやや超えたあたりである。
❌ 誤り。装用時に50%に達するのは約50dBで、40dBではない。正しくは装用時に明瞭度50%となるのは50dB HLをやや超えたあたりである。
5. 装用閾値は50dB HLである。
❌ 誤り。本図は語音明瞭度曲線で、装用閾値を示すものではない。正しくは装用閾値は補聴器装用下の音場での閾値検査で求め、この図からは読み取れない。
❌ 誤り。本図は語音明瞭度曲線で、装用閾値を示すものではない。正しくは装用閾値は補聴器装用下の音場での閾値検査で求め、この図からは読み取れない。
【試験対策ポイント】
語音明瞭度曲線は横軸の音圧と縦軸の明瞭度の関係を読む。曲線が左へ動いた量(ここでは約10dB)が補聴器の利得に相当し、50%に達する音圧が語音了解度閾値である。最高明瞭度(約70%)が装用でも変わらない点も読み取り、利得・改善量・閾値を区別する。
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