STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第18回 言語聴覚士国家試験 第198問

補聴器・人工内耳第18回

第18回 言語聴覚士国家試験 第198問(補聴器・人工内耳)の正答は 1 です。語音明瞭度曲線(▲装用時・△非装用時)の読み取りを問う。

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問題
語音明瞭度曲線の測定結果で正しいのはどれか。 (▲:補聴器装用時,△:補聴器非装用時) 【図を挿入】
  1. 1.非装用時で声が大きめの日常会話はほぼ理解できる。
  2. 2.装用時において日常会話音で語音明瞭度が10%改善している。
  3. 3.補聴器の利得は約30dBである。
  4. 4.補聴器装用時の語音了解度閾値は40dB HLである。
  5. 5.装用閾値は50dB HLである。
第18回第198問 図

正答:1番

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解説
■ 正答:1番 — 非装用時でも声が大きめの日常会話はほぼ理解できる

語音明瞭度曲線(▲装用時・△非装用時)の読み取りを問う。非装用時の曲線は大きめの音(70~80dB HL)で明瞭度が70%前後に達しており、声が大きめの日常会話はほぼ理解できる。


【各選択肢の解説】
1.非装用時で声が大きめの日常会話はほぼ理解できる:✅正答。大きめの音(70~80dB)で明瞭度約70%に達する。
2.装用時において日常会話音で語音明瞭度が10%改善している:❌誤り。日常会話音(約60dB)では装用で20%近く改善しており、10%ではない。
3.補聴器の利得は約30dBである:❌誤り。曲線は約10dB左へ移動しており、利得は約10dB。
4.補聴器装用時の語音了解度閾値は40dB HLである:❌誤り。装用時に50%に達するのは約50dBで、40dBではない。
5.装用閾値は50dB HLである:❌誤り。本図は語音明瞭度曲線で、装用閾値を示すものではない。


【試験対策ポイント】
語音明瞭度曲線は横軸の音圧と縦軸の明瞭度の関係を読む。曲線が左へ動いた量(ここでは約10dB)が補聴器の利得に相当し、50%に達する音圧が語音了解度閾値である。最高明瞭度(約70%)が装用でも変わらない点も読み取り、利得・改善量・閾値を区別する。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

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