STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第18回 言語聴覚士国家試験 第21問

聴覚系第18回

第18回 言語聴覚士国家試験 第21問(聴覚系)の正答は 4 です。中耳の要点は「鼓膜=外耳/中耳の境」「ツチ骨に鼓膜張筋・アブミ骨にアブミ骨筋」「アブミ骨底=前庭窓」「蝸牛は2回転半」「耳管が中耳圧を調整」。

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問題
正しいのはどれか。
  1. 1.内耳と中耳は鼓膜によって境されている。
  2. 2.鼓膜張筋はアブミ骨に付着する。
  3. 3.アブミ骨底は蝸牛の鼓室階と接している。
  4. 4.耳管は中耳腔の圧と外気圧とを均衡させる。 ✓
  5. 5.ヒトの蝸牛は3回転半のラセン構造である。

正答:4番

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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 53.2%標準

156人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:4番 — 耳管は中耳腔と外気圧を均衡させる

耳の解剖の正誤問題。耳管は中耳(鼓室)と上咽頭をつなぎ、嚥下などで開いて鼓室内圧を外気圧と等しく保つ。これが正しい記述である。


【各選択肢の解説】

1. 内耳と中耳は鼓膜によって境されている。
❌ 誤り。鼓膜は外耳と中耳の境。正しくは中耳と内耳は前庭窓(卵円窓)・蝸牛窓(正円窓)で境される。
2. 鼓膜張筋はアブミ骨に付着する。
❌ 誤り。アブミ骨に付くのはアブミ骨筋。正しくは鼓膜張筋はツチ骨に付着する。
3. アブミ骨底は蝸牛の鼓室階と接している。
❌ 誤り。鼓室階の端は蝸牛窓(正円窓)で鼓室に面する。正しくはアブミ骨底は前庭窓(卵円窓)にはまり、前庭(前庭階側)に接する。
4. 耳管は中耳腔の圧と外気圧とを均衡させる。
✅ 正しい(=正答)。耳管は鼓室と上咽頭をつなぎ、嚥下時に開大して鼓室内圧を外気圧と等しく調整する。
5. ヒトの蝸牛は3回転半のラセン構造である。
❌ 誤り。正しくはヒトの蝸牛は約2回転半(2と3/4回転)のラセン構造である。

【試験対策ポイント】
中耳の要点は「鼓膜=外耳/中耳の境」「ツチ骨に鼓膜張筋・アブミ骨にアブミ骨筋」「アブミ骨底=前庭窓」「蝸牛は2回転半」「耳管が中耳圧を調整」。数値・付着関係の細部を入れ替える典型的なひっかけに注意する。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士が、臨床の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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