STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第18回 言語聴覚士国家試験 第32問

臨床心理学第18回

第18回 言語聴覚士国家試験 第32問(臨床心理学)の正答は 1 です。認知療法(Beck)の特徴を問う。

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問題
認知療法について正しいのはどれか、
  1. 1.治療者と患者は共同経験主義に基づき治療を進める。 ✓
  2. 2.家族の再構造化に焦点を当てて治療を進める。
  3. 3.自由連想法によって無意識を意識化する。
  4. 4.Perls, F. S.を中心に提唱された心理療法である。
  5. 5.注意の集中や自己暗示訓練によって心身の状態を自分でコントロールする。

正答:1番

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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 35.2%難問

128人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番 — 認知療法は共同経験主義に基づいて進める

認知療法(Beck)の特徴を問う。治療者と患者が協働して、患者の自動思考や信念を一緒に検証していく「共同経験主義(協同的実証主義)」が基本姿勢である。


【各選択肢の解説】

1. 治療者と患者は共同経験主義に基づき治療を進める。
✅ 正しい(=正答)。協働して思考の妥当性を検証していくのが認知療法の基本。
2. 家族の再構造化に焦点を当てて治療を進める。
❌ 誤り。正しくは家族の再構造化は家族療法(構造派・Minuchin)の説明で、認知療法とは異なる。
3. 自由連想法によって無意識を意識化する。
❌ 誤り。正しくは自由連想法は精神分析(Freud)の技法。
4. Perls, F. S.を中心に提唱された心理療法である。
❌ 誤り。正しくはPerlsはゲシュタルト療法。認知療法はBeckが提唱した。
5. 注意の集中や自己暗示訓練によって心身の状態を自分でコントロールする。
❌ 誤り。正しくは自律訓練法(Schultz)の説明。

【試験対策ポイント】
認知療法=Beck、自動思考・認知の歪みを協働で検証(共同経験主義)。精神分析=自由連想、家族療法=家族システムの再構造化、ゲシュタルト療法=Perls、自律訓練法=自己暗示。技法と提唱者の対応を取り違えないこと。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士が、臨床の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

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