第18回 言語聴覚士国家試験 第62問
高次脳機能障害第18回
第18回 言語聴覚士国家試験 第62問(高次脳機能障害)の正答は 4 です。健忘症候群は、海馬・乳頭体・視床内側核とともに、アセチルコリン作動性ニューロンが集まる前脳基底部の損傷で生じる。
この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 65.4%標準
185人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:4番 — 前脳基底部の損傷で健忘症候群が生じる
健忘症候群は、海馬・乳頭体・視床内側核とともに、アセチルコリン作動性ニューロンが集まる前脳基底部の損傷で生じる。前交通動脈瘤破裂などが原因となる。
【各選択肢の解説】
1. 被殻
❌ 誤り。大脳基底核の一部で、運動制御に関与し健忘の主座ではない。正しくは被殻の損傷は運動障害や(左では)皮質下性失語の原因となる。
❌ 誤り。大脳基底核の一部で、運動制御に関与し健忘の主座ではない。正しくは被殻の損傷は運動障害や(左では)皮質下性失語の原因となる。
2. 淡蒼球
❌ 誤り。基底核の一部で、健忘の責任部位ではない。正しくは淡蒼球は運動の調節に関わる基底核の出力部である。
❌ 誤り。基底核の一部で、健忘の責任部位ではない。正しくは淡蒼球は運動の調節に関わる基底核の出力部である。
3. 黒質
❌ 誤り。ドパミン系でパーキンソン症状に関与し、健忘の主座ではない。正しくは黒質の変性はパーキンソン病の原因となる。
❌ 誤り。ドパミン系でパーキンソン症状に関与し、健忘の主座ではない。正しくは黒質の変性はパーキンソン病の原因となる。
4. 前脳基底部
✅ 正しい(=正答)。コリン作動性核があり、損傷で健忘症候群を生じる。
✅ 正しい(=正答)。コリン作動性核があり、損傷で健忘症候群を生じる。
5. 脳梁
❌ 誤り。左右半球を連絡する交連線維で、離断症状は起こすが健忘の主座ではない。正しくは脳梁損傷で生じるのは左手の失書・失行などの離断症状である。
❌ 誤り。左右半球を連絡する交連線維で、離断症状は起こすが健忘の主座ではない。正しくは脳梁損傷で生じるのは左手の失書・失行などの離断症状である。
【試験対策ポイント】
記憶(エピソード記憶)の回路はパペッツ回路(海馬―脳弓―乳頭体―視床前核―帯状回)とヤコブレフ回路(扁桃体―視床背内側核など)。これに前脳基底部のコリン系が加わる。前交通動脈瘤破裂による前脳基底部健忘は頻出。
📘 STカコモンの有料教材
この問題でつまずいた範囲は、ST国試ノートでまとめて復習。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。
▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
スポンサーリンク(広告)
🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | STの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(成人・小児・聴覚・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国14,201か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →
関連
スポンサーリンク(広告)