STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第18回 言語聴覚士国家試験 第78問

機能性構音障害第18回

第18回 言語聴覚士国家試験 第78問(機能性構音障害)の正答は 5 です。5歳児の構音障害で、構音訓練を始める適応条件を問う。

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問題
5歳の男児。主訴は構音障害。構音訓練の適応とならないのはどれか。
  1. 1.発話明瞭度が低い。
  2. 2./S/が[t]に置換する。
  3. 3.構音の誤り方に一貫性がある。
  4. 4.ことばの問題で友人にからかわれる。
  5. 5.言語発達段階が3歳レベルである。 ✓

正答:5番

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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 62.8%標準

113人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:5番 — 言語発達が3歳レベルなら言語発達支援が優先で、構音訓練の適応とならない

5歳児の構音障害で、構音訓練を始める適応条件を問う。言語発達段階が3歳レベルにとどまる場合は、構音以前に全般的な言語・コミュニケーション発達の支援が優先され、構音訓練の適応とはならない。


【各選択肢の解説】

1. 発話明瞭度が低い。
❌ 誤り。明瞭度の低さは構音訓練の対象。正しくは構音訓練の適応となる。
2. /S/が[t]に置換する。
❌ 誤り。置換性の構音障害は訓練対象。正しくは構音訓練の適応となる。
3. 構音の誤り方に一貫性がある。
❌ 誤り。一貫した誤りは標的を定めて訓練しやすい。正しくは構音訓練の適応となる。
4. ことばの問題で友人にからかわれる。
❌ 誤り。心理社会的影響がある場合は介入意義が高い。正しくは構音訓練の適応となる(動機づけにもなる)。
5. 言語発達段階が3歳レベルである。
✅ 正しい(=正答)。言語発達自体が遅れており、構音訓練より言語発達支援を優先する。

【試験対策ポイント】
構音訓練の開始には、ある程度の言語発達・指示理解・課題への取り組みが前提となる。言語発達が大きく遅れている場合は、まず言語・コミュニケーションの基盤を育てる。年齢だけでなく「言語発達段階」で適応を判断する点が要。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士が、臨床の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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