第18回 言語聴覚士国家試験 第81問
運動障害性構音障害第18回
第18回 言語聴覚士国家試験 第81問(運動障害性構音障害)の正答は 1 です。運動障害性構音障害(ディサースリア)は、構音器官を動かす神経・筋系の障害で、運動機能の低下により構音が歪む。
問題
運動障害性構音障害の特徴として正しいのはどれか。
a.構音器官の運動機能の低下がある。
b.麻痺による構音の誤りには一貫性がある。
c.音の探索行動がある。
d.自己修正の試みがある。
e.構音運動のプログラミング過程の障害である。
1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e
正答:1番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 61.8%標準
144人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — 運動機能の低下と、麻痺による誤りの一貫性が特徴
運動障害性構音障害(ディサースリア)は、構音器官を動かす神経・筋系の障害で、運動機能の低下により構音が歪む。麻痺は一定のため誤りに一貫性がある。探索行動・自己修正・プログラミング障害は発語失行の特徴である。
【各選択肢の解説】
a. 構音器官の運動機能の低下がある
✅ 正しい。麻痺・筋力低下・協調障害により構音運動が障害される。
✅ 正しい。麻痺・筋力低下・協調障害により構音運動が障害される。
b. 麻痺による構音の誤りには一貫性がある
✅ 正しい。麻痺は安定して存在するため、同じ音で同様の誤りが繰り返される。
✅ 正しい。麻痺は安定して存在するため、同じ音で同様の誤りが繰り返される。
c. 音の探索行動がある
❌ 誤り。目標音を探る試行錯誤的な動きで、運動障害性構音障害ではみられない。正しくは発語失行の特徴である。
❌ 誤り。目標音を探る試行錯誤的な動きで、運動障害性構音障害ではみられない。正しくは発語失行の特徴である。
d. 自己修正の試みがある
❌ 誤り。運動障害性構音障害の特徴ではない。正しくは発語失行で目立つ特徴である。
❌ 誤り。運動障害性構音障害の特徴ではない。正しくは発語失行で目立つ特徴である。
e. 構音運動のプログラミング過程の障害である
❌ 誤り。運動障害性構音障害は運動の実行(神経・筋系)の障害である。正しくはプログラミング過程の障害は発語失行の本質的特徴である。
❌ 誤り。運動障害性構音障害は運動の実行(神経・筋系)の障害である。正しくはプログラミング過程の障害は発語失行の本質的特徴である。
→ 正しいのはa・bで、1番が正答となる。
【試験対策ポイント】
運動障害性構音障害(麻痺・筋力低下→誤りが一貫)と発語失行(運動プログラミング障害→誤りが非一貫・探索行動・自己修正)を対比して覚える。一貫性の有無と、探索・自己修正の有無が両者を分ける鑑別点である。
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