第18回 言語聴覚士国家試験 第83問
嚥下障害第18回
第18回 言語聴覚士国家試験 第83問(嚥下障害)の正答は 3 です。各嚥下機能検査が何を評価するかを問う。
問題
嚥下機能検査と評価項目との組合せで正しいのはどれか。
a.筋電図検査 ― 誤嚥の程度
b.嚥下圧検査 ― 輪状咽頭筋の弛緩
c.嚥下造影検査 ― 鼻咽腔逆流
d.嚥下内視鏡検査 ― 口腔残留
e.血中酸素飽和度モニター ― 咽頭残留
1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e
正答:3番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 42.9%難問
168人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 嚥下圧検査=輪状咽頭筋の弛緩、嚥下造影=鼻咽腔逆流が正しい
各嚥下機能検査が何を評価するかを問う。嚥下圧検査(マノメトリ)は上部食道括約筋=輪状咽頭筋の弛緩を、嚥下造影検査(VF)は鼻咽腔逆流などを評価できる。
【各選択肢の解説】
a. 筋電図検査 ― 誤嚥の程度
❌ 誤り。筋電図は誤嚥の程度を判定しない。正しくは嚥下関連筋の筋活動のタイミングを評価する検査である。
❌ 誤り。筋電図は誤嚥の程度を判定しない。正しくは嚥下関連筋の筋活動のタイミングを評価する検査である。
b. 嚥下圧検査 ― 輪状咽頭筋の弛緩
✅ 正しい。咽頭・食道入口部の圧変化から輪状咽頭筋の弛緩を評価する。
✅ 正しい。咽頭・食道入口部の圧変化から輪状咽頭筋の弛緩を評価する。
c. 嚥下造影検査 ― 鼻咽腔逆流
✅ 正しい。造影剤の動態から鼻咽腔への逆流を観察できる。
✅ 正しい。造影剤の動態から鼻咽腔への逆流を観察できる。
d. 嚥下内視鏡検査 ― 口腔残留
❌ 誤り。内視鏡は口腔内を評価対象としない。正しくは咽頭・喉頭を直接観察し、咽頭残留や喉頭侵入を評価する検査である。
❌ 誤り。内視鏡は口腔内を評価対象としない。正しくは咽頭・喉頭を直接観察し、咽頭残留や喉頭侵入を評価する検査である。
e. 血中酸素飽和度モニター ― 咽頭残留
❌ 誤り。SpO₂は咽頭残留を直接示さない。正しくは誤嚥の間接的指標であり、咽頭残留は嚥下内視鏡検査・嚥下造影検査で評価する。
❌ 誤り。SpO₂は咽頭残留を直接示さない。正しくは誤嚥の間接的指標であり、咽頭残留は嚥下内視鏡検査・嚥下造影検査で評価する。
→ 正しい組合せはb・cで、3番が正答となる。
【試験対策ポイント】
各検査の「見える範囲」を押さえる。VF(造影)は口腔〜食道までの動態を広く評価(鼻咽腔逆流・誤嚥)、VE(内視鏡)は咽頭・喉頭の直接観察(残留・喉頭侵入)、マノメトリは圧(輪状咽頭筋弛緩)。口腔内は内視鏡では見えない点が判別の鍵。
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