第18回 言語聴覚士国家試験 第83問
第18回 言語聴覚士国家試験 第83問(嚥下障害)の正答は 3 です。各嚥下機能検査が何を評価するかを問う。
正答:3番
初回正答率 50.5%難問
101人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
各嚥下機能検査が何を評価するかを問う。嚥下圧検査(マノメトリ)は上部食道括約筋=輪状咽頭筋の弛緩を、嚥下造影検査(VF)は鼻咽腔逆流などを評価できる。
【各選択肢の解説】
a.筋電図検査―誤嚥の程度:❌不適切。筋電図は筋活動のタイミングを評価し、誤嚥の程度は判定しない。
b.嚥下圧検査―輪状咽頭筋の弛緩:⭕適切。咽頭・食道入口部の圧変化から輪状咽頭筋の弛緩を評価する。
c.嚥下造影検査―鼻咽腔逆流:⭕適切。造影剤の動態から鼻咽腔への逆流を観察できる。
d.嚥下内視鏡検査―口腔残留:❌不適切。内視鏡は咽頭・喉頭を観察し、口腔内は評価対象外。
e.血中酸素飽和度モニター―咽頭残留:❌不適切。SpO₂は誤嚥の間接的指標で、咽頭残留を直接示さない。
→ 正しい組合せはb・cで、3番が正答となる。
【試験対策ポイント】
各検査の「見える範囲」を押さえる。VF(造影)は口腔〜食道までの動態を広く評価(鼻咽腔逆流・誤嚥)、VE(内視鏡)は咽頭・喉頭の直接観察(残留・喉頭侵入)、マノメトリは圧(輪状咽頭筋弛緩)。口腔内は内視鏡では見えない点が判別の鍵。
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