STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第18回 言語聴覚士国家試験 第87問

吃音第18回

第18回 言語聴覚士国家試験 第87問(吃音)の正答は 4 です。発達性吃音に関する正誤問題。

STワンコイン模試 第1回 申込受付中 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。受験開始7/15・基準日8/22。
問題
発達性吃音について誤っているのはどれか。
  1. 1.音読で適応効果がみられる。
  2. 2.幼児では構音障害の合併率が高い。
  3. 3.女児の方が自然治癒率が高い。
  4. 4.発症率と有症率とが同程度である。
  5. 5.状況や場面によって症状が変動する。

正答:4番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
スポンサーリンク
解説
■ 正答:4番 — 自然治癒が多いため、発症率は有症率より高い

発達性吃音に関する正誤問題。多くが自然治癒するため、これまでに吃音を発症した割合(発症率)は、ある時点で吃音を有する割合(有症率)より高い。両者が同程度というのは誤りである。


【各選択肢の解説】
1.音読で適応効果がみられる:❌正しい。同じ文章を繰り返し読むと非流暢性が減る適応効果がある。
2.幼児では構音障害の合併率が高い:❌正しい。幼児期は構音障害など他の言語の問題を合併しやすい。
3.女児の方が自然治癒率が高い:❌正しい。女児のほうが自然回復しやすく、最終的な男女比は男児に偏る。
4.発症率と有症率とが同程度である:✅誤り(=正答)。自然治癒が多いため発症率>有症率であり、同程度ではない。
5.状況や場面によって症状が変動する:❌正しい。場面・相手・心理状態により非流暢性は変動する。


【試験対策ポイント】
発症率(生涯でいったん吃音になる割合、約5%)と有症率(現に吃音がある割合、約1%)の差は、自然治癒の多さを反映する。女児で自然治癒率が高く成人では男性に偏る点、場面依存性・適応効果も頻出。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📘 STカコモンの有料教材

この問題でつまずいた範囲は、ST国試ノートでまとめて復習。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。

ST国試ノート ― 頻出だけをぎゅっと一冊に。買い切り850円・印刷すればA4で170ページ。現役STが過去14年・2,800問をAI分析。 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
スポンサーリンク

関連

▶ 第18回 全問一覧

▶ 吃音 の過去問一覧

スポンサーリンク