STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第18回 言語聴覚士国家試験 第87問

吃音第18回

第18回 言語聴覚士国家試験 第87問(吃音)の正答は 4 です。発達性吃音に関する正誤問題。

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問題
発達性吃音について誤っているのはどれか。
  1. 1.音読で適応効果がみられる。
  2. 2.幼児では構音障害の合併率が高い。
  3. 3.女児の方が自然治癒率が高い。
  4. 4.発症率と有症率とが同程度である。
  5. 5.状況や場面によって症状が変動する。

正答:4番

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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 68.8%やさしい

96人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:4番 — 自然治癒が多いため、発症率は有症率より高い

発達性吃音に関する正誤問題。多くが自然治癒するため、これまでに吃音を発症した割合(発症率)は、ある時点で吃音を有する割合(有症率)より高い。両者が同程度というのは誤りである。


【各選択肢の解説】
1.音読で適応効果がみられる:❌正しい。同じ文章を繰り返し読むと非流暢性が減る適応効果がある。
2.幼児では構音障害の合併率が高い:❌正しい。幼児期は構音障害など他の言語の問題を合併しやすい。
3.女児の方が自然治癒率が高い:❌正しい。女児のほうが自然回復しやすく、最終的な男女比は男児に偏る。
4.発症率と有症率とが同程度である:✅誤り(=正答)。自然治癒が多いため発症率>有症率であり、同程度ではない。
5.状況や場面によって症状が変動する:❌正しい。場面・相手・心理状態により非流暢性は変動する。


【試験対策ポイント】
発症率(生涯でいったん吃音になる割合、約5%)と有症率(現に吃音がある割合、約1%)の差は、自然治癒の多さを反映する。女児で自然治癒率が高く成人では男性に偏る点、場面依存性・適応効果も頻出。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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