第18回 言語聴覚士国家試験 第87問
吃音第18回
第18回 言語聴覚士国家試験 第87問(吃音)の正答は 4 です。発達性吃音に関する正誤問題。
問題
発達性吃音について誤っているのはどれか。
- 1.音読で適応効果がみられる。
- 2.幼児では構音障害の合併率が高い。
- 3.女児の方が自然治癒率が高い。
- 4.発症率と有症率とが同程度である。 ✓
- 5.状況や場面によって症状が変動する。
正答:4番
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解説
■ 正答:4番 — 自然治癒が多いため、発症率は有症率より高い
発達性吃音に関する正誤問題。多くが自然治癒するため、これまでに吃音を発症した割合(発症率)は、ある時点で吃音を有する割合(有症率)より高い。両者が同程度というのは誤りである。
【各選択肢の解説】
1.音読で適応効果がみられる:❌正しい。同じ文章を繰り返し読むと非流暢性が減る適応効果がある。
2.幼児では構音障害の合併率が高い:❌正しい。幼児期は構音障害など他の言語の問題を合併しやすい。
3.女児の方が自然治癒率が高い:❌正しい。女児のほうが自然回復しやすく、最終的な男女比は男児に偏る。
4.発症率と有症率とが同程度である:✅誤り(=正答)。自然治癒が多いため発症率>有症率であり、同程度ではない。
5.状況や場面によって症状が変動する:❌正しい。場面・相手・心理状態により非流暢性は変動する。
【試験対策ポイント】
発症率(生涯でいったん吃音になる割合、約5%)と有症率(現に吃音がある割合、約1%)の差は、自然治癒の多さを反映する。女児で自然治癒率が高く成人では男性に偏る点、場面依存性・適応効果も頻出。
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