第18回 言語聴覚士国家試験 第92問
成人聴覚障害第18回
第18回 言語聴覚士国家試験 第92問(成人聴覚障害)の正答は 3 です。思春期の先天性高度聴覚障害児の精神保健支援を問う。
問題
思春期にある先天性高度聴覚障害児の精神保健の支援の視点として重要度が低いのはどれか。
- 1.手指法の使用
- 2.帰属意識の形成
- 3.流暢性の形成 ✓
- 4.障害の認識
- 5.自己効力感の向上
正答:3番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 49%難問
145人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 流暢性の形成は吃音支援の概念で、本児の精神保健支援の視点ではない
思春期の先天性高度聴覚障害児の精神保健支援を問う。アイデンティティや帰属意識、障害認識、自己効力感、手段(手指法)の保障が重要となる。流暢性の形成は吃音への概念で、本児の精神保健支援の視点としては重要度が低い。
【各選択肢の解説】
1. 手指法の使用
❌ 誤り。正しくは確実に通じる手段の保障が安心と参加を支えるため、重要度が高い。
❌ 誤り。正しくは確実に通じる手段の保障が安心と参加を支えるため、重要度が高い。
2. 帰属意識の形成
❌ 誤り。正しくはろう・難聴の仲間や集団への帰属が心理的安定を支えるため、重要度が高い。
❌ 誤り。正しくはろう・難聴の仲間や集団への帰属が心理的安定を支えるため、重要度が高い。
3. 流暢性の形成
✅ 正しい(=正答)。なめらかな発話を目指す吃音の概念で、本児の精神保健の視点には当たらないため重要度が低い。
✅ 正しい(=正答)。なめらかな発話を目指す吃音の概念で、本児の精神保健の視点には当たらないため重要度が低い。
4. 障害の認識
❌ 誤り。正しくは自己の障害理解が思春期のアイデンティティ形成に関わるため、重要度が高い。
❌ 誤り。正しくは自己の障害理解が思春期のアイデンティティ形成に関わるため、重要度が高い。
5. 自己効力感の向上
❌ 誤り。正しくは「できる」感覚が心理的健康と社会参加を支えるため、重要度が高い。
❌ 誤り。正しくは「できる」感覚が心理的健康と社会参加を支えるため、重要度が高い。
【試験対策ポイント】
思春期の聴覚障害児の精神保健は「アイデンティティ・帰属意識・障害認識・自己効力感・コミュニケーション手段の保障」が柱。流暢性形成は発話の非流暢性(吃音)への概念で、領域が異なる。支援概念がどの障害のものかを見極める。
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