STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第18回 言語聴覚士国家試験 第93問

成人聴覚障害第18回

第18回 言語聴覚士国家試験 第93問(成人聴覚障害)の正答は 2 です。老人性難聴の病理を問う。

STワンコイン模試 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。申込・受験に締切なし、いつ受けても順位と本試験換算をその都度集計。次回は第2回 基準日2026年11月21日。
問題
老人性難聴の病理として誤っているのはどれか。
  1. 1.血管条の萎縮
  2. 2.耳石の剥脱
  3. 3.有毛細胞の減少
  4. 4.ラセン神経節細胞の減少
  5. 5.脳幹神経伝導路核の神経変性

正答:2番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 69%やさしい

100人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:2番 — 耳石の剥脱は平衡覚(BPPV)の病態で、老人性難聴の病理ではない

老人性難聴の病理を問う。血管条の萎縮、有毛細胞の減少、ラセン神経節細胞の減少、中枢伝導路の変性などが関与する。耳石の剥脱は良性発作性頭位めまい症(平衡覚)の病態で、難聴の病理ではない。


【各選択肢の解説】
1.血管条の萎縮:❌正しい。代謝性(ストリア性)の老人性難聴の病理。
2.耳石の剥脱:✅誤り(=正答)。耳石の剥離は平衡覚(BPPV)の病態で、聴覚=老人性難聴の病理ではない。
3.有毛細胞の減少:❌正しい。感覚細胞性の老人性難聴の主病変。
4.ラセン神経節細胞の減少:❌正しい。神経性の老人性難聴の病理。
5.脳幹神経伝導路核の神経変性:❌正しい。中枢性の老人性難聴に関与する。


【試験対策ポイント】
シュクネヒトの分類で老人性難聴は「感覚細胞性・神経性・血管条(代謝)性・蝸牛伝音性」などに分けられ、中枢の変性も加わる。いずれも聴覚系の変化。耳石は平衡覚(前庭)の構造で、難聴の病理に含めない点が誤答ポイント。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📘 STカコモンの有料教材

この問題でつまずいた範囲は、ST国試ノートでまとめて復習。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。

ST国試ノート ― 頻出だけをぎゅっと一冊に。買い切り850円・印刷すればA4で170ページ。現役STが過去14年・2,800問をAI分析。 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
既卒・浪人の方へ 解く力はあるのに、一人だと計画が崩れる——そんな人のための伴走型プログラム「ST既卒プレミアム」。あなた専用のロードマップと、毎週届く「今やること」で、次の国試まで隣を走ります。2026年9月7日スタート・以降も随時受付。お申し込みから8日以内なら全額返金。 詳しく見る ▶
スポンサーリンク(広告)

🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | STの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(成人・小児・聴覚・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国14,201か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →
関連

▶ 第18回 全問一覧

▶ 成人聴覚障害 の過去問一覧

スポンサーリンク(広告)