第18回 言語聴覚士国家試験 第97問
第18回 言語聴覚士国家試験 第97問(補聴器・人工内耳)の正答は 3 です。補聴器に関する正誤問題。
- 1.最大出力音圧は装用者の耳内で測定する。
- 2.ポケット型補聴器が最もハウリングを起こしやすい。
- 3.CROS補聴器のマイクロホンは非良聴耳側に装用する。 ✓
- 4.イヤモールドは外耳道の第一屈曲部まで挿入する。
- 5.FM補聴器を使うとSN比は低下する。
正答:3番
初回正答率 47.1%難問
85人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
補聴器に関する正誤問題。CROS補聴器は、聞こえの悪い側(非良聴耳側)にマイクロホンを置き、拾った音を良聴耳側へ送って聞かせる方式である。
【各選択肢の解説】
1.最大出力音圧は装用者の耳内で測定する:❌誤り。規格上は2cm³カプラなどを用いて測定する。
2.ポケット型が最もハウリングを起こしやすい:❌誤り。本体とイヤホンが離れているポケット型はハウリングが起こりにくい。
3.CROS補聴器のマイクロホンは非良聴耳側に装用する:✅正しい(=正答)。悪い側で拾った音を良聴耳側へ伝送する。
4.イヤモールドは外耳道の第一屈曲部まで挿入する:❌誤り。第一屈曲部の手前までで、無理に深く挿入しない。
5.FM補聴器を使うとSN比は低下する:❌誤り。話者のマイクから直接送信するためSN比は向上する。
【試験対策ポイント】
CROS=片側難聴で悪い側の音を良い側へ送る方式(両側に難聴があればBiCROS)。FM(デジタル無線)補聴器は話者の声を直接届けSN比を改善する。ポケット型はハウリングしにくい。各方式の目的と効果を取り違えないこと。
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