STカコモン — 言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第18回 言語聴覚士国家試験 第99問

補聴器・人工内耳第18回
人工内耳の構成要素でないのはどれか。
  1. 1.磁石
  2. 2.ダンパー ✓
  3. 3.送信コイル
  4. 4.電池ボックス
  5. 5.スピーチプロセッサ

正答:2番

解説
■ 正答:2番 — ダンパー 人工内耳は、体外装置(スピーチプロセッサ・送信コイル・電池)と体内装置(受信コイル・磁石・電極配列)で構成されます。ダンパーは補聴器のイヤモールドに用める部品であり、人工内耳には含まれません。 --- 【各選択肢の解説】 1. 磁石 ✅ 正しい。体内装置に含まれます。送信コイルと体内の受信コイルを磁力で対向位置に固定し、電力と信号の伝送を可能にする重要な構成要素です。 2. ダンパー ❌ 誤り。これが正答です。ダンパーは補聴器の耳かけ型や耳穴型のイヤモールドに挿入される減衰部品であり、人工内耳には存在しません。人工内耳と補聴器の構成要素を混同しやすい選択肢です。 3. 送信コイル ✅ 正しい。体外装置の重要な要素です。スピーチプロセッサからの信号を電磁波に変換して、皮膚を通じて体内の受信コイルに伝送します。 4. 電池ボックス ✅ 正しい。体外装置に含まれます。スピーチプロセッサや送信コイルに電力を供給する必須構成要素です。通常は体にベルトで装着します。 5. スピーチプロセッサ ✅ 正しい。体外装置の中核です。マイクで拾った音声信号をデジタル処理し、聴神経を刺激するための信号に変換します。 --- 【試験対策ポイント】 人工内耳の構成 体外装置(皮膚表面)|体内装置(皮下埋植) ───────────────── マイク|受信コイル スピーチプロセッサ|電極配列 送信コイル|磁石 電池ボックス| 補聴器との混同を避ける ダンパー→補聴器のイヤモール部品(人工内耳にはない) エアチューブ→補聴器の耳かけ型(人工内耳にはない) レシーバー→補聴器のドライバー部品(人工内耳にはない) 出題頻度の高い知識 人工内耳は「磁力」による経皮伝送が原理(送信コイルと受信コイルを磁石で位置固定) スピーチプロセッサの役割=音声→電気信号変換(補聴器の増幅ではなく「符号化」)
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