第19回 言語聴覚士国家試験 第110問
呼吸系第19回
第19回 言語聴覚士国家試験 第110問(呼吸系)の正答は 4 です。COPD(慢性閉塞性肺疾患)の呼吸リハビリテーションについて誤っているものを選ぶ問題である。
問題
COPD(慢性閉塞性肺疾患)に対する呼吸リハビリテーションについて誤っているのはどれか。
- 1.腹式呼吸が有効である。
- 2.口すぼめ呼吸が有効である。
- 3.スクイージングは排痰法のひとつである。
- 4.1秒率の低下を目標とする。 ✓
- 5.6分間歩行距離(6MD)の延長を目標とする。
正答:4番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリで
この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 40.8%難問
71人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:4番 — 1秒率の「低下」は病態の悪化であり、リハビリの目標にはならない
COPD(慢性閉塞性肺疾患)の呼吸リハビリテーションについて誤っているものを選ぶ問題である。
【各選択肢の解説】
1. 腹式呼吸が有効である ⭕
横隔膜を使う腹式呼吸は呼吸効率を高め、有効である。
2. 口すぼめ呼吸が有効である ⭕
呼気時に気道内圧を保ち気道閉塞を防ぐため、有効である。
3. スクイージングは排痰に用いる ⭕
胸郭を圧迫して排痰を促す手技で、正しい。
4. 1秒率の低下を目標とする ❌(=正答)
1秒率の低下は気流閉塞の悪化を意味する。リハビリで目指すのは症状や運動耐容能の改善であり、1秒率の低下を目標にすることはない。したがってこれが正答となる。
5. 6分間歩行距離の延長を目標とする ⭕
運動耐容能の指標であり、その延長は適切な目標である。
【試験対策ポイント】
COPDの呼吸リハの柱は口すぼめ呼吸・腹式呼吸・排痰・運動療法で、目標は運動耐容能やQOLの改善である。1秒率(FEV1.0%)は病期分類の指標で、低下=悪化と理解する。
📗 この範囲の次の一歩
この問題の初回正答率は40.8%——受験者の59%が落としています。この範囲(呼吸系)は買い切りのST国試ノート(¥850)の棚には入っていません。まずは同じ科目だけを続けて解いて、どこが抜けているかを出すのが早道です。
▶ 「呼吸系」だけを無料アプリで演習する失語症・嚥下・聴覚・高次脳など22科目は買い切りのST国試ノート(¥850)にあります。収録科目を見る →
基礎医学・総論を含む全科目のノートは、伴走型のST既卒プレミアムに収録しています(9月7日スタート・以降も随時受付)。
スポンサーリンク(広告)
🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | STの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(成人・小児・聴覚・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国14,201か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →
関連
スポンサーリンク(広告)