第19回 言語聴覚士国家試験 第111問
耳鼻咽喉科学第19回
第19回 言語聴覚士国家試験 第111問(耳鼻咽喉科学)の正答は 5 です。鼻出血について誤っているものを選ぶ問題である。
問題
鼻出血について誤っているのはどれか。
- 1.出血部位の多くは鼻腔前方である。
- 2.止血困難例は鼻腔後方からの出血が多い。
- 3.小児ではアレルギー性鼻炎に合併しやすい。
- 4.抗凝固薬を服薬中の患者は出血頻度が高い。
- 5.出血時は患者を仰臥位にするのが望ましい。 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 69.4%やさしい
98人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 鼻出血時は座位・前傾とし、仰臥位は血液の流入・誤嚥を招くため不適切
鼻出血について誤っているものを選ぶ問題である。
【各選択肢の解説】
1. 出血部位の多くは鼻腔前方である ⭕
鼻中隔前下部のキーゼルバッハ部位からの出血が多く、正しい。
2. 止血困難例は鼻腔後方からの出血が多い ⭕
後方(蝶口蓋動脈領域)からの出血は止血が難しく、正しい。
3. 小児ではアレルギー性鼻炎に合併しやすい ⭕
鼻をいじることなどと相まって小児で起こりやすく、正しい。
4. 抗凝固薬服用中は出血頻度が高い ⭕
凝固能の低下により出血しやすく、正しい。
5. 出血時は患者を仰臥位にするのが望ましい ❌(=正答)
仰臥位では血液が咽頭へ流れ込み、誤嚥や嘔吐を招く。鼻出血時は座位でやや前傾とし、小鼻を圧迫するのが正しい。したがってこれが正答となる。
【試験対策ポイント】
鼻出血の応急処置は座位・前傾・鼻翼圧迫が基本である。前方出血はキーゼルバッハ部位が多く圧迫で止血しやすいが、後方出血は止血困難で耳鼻科的処置を要することを押さえる。
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