STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第19回 言語聴覚士国家試験 第125問

学習心理学第19回

第19回 言語聴覚士国家試験 第125問(学習心理学)の正答は 2 です。ワーキングメモリー(作業記憶)について誤っているものを選ぶ問題である。

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問題
ワーキングメモリーについて誤っているのはどれか。
  1. 1.代表的な機能は情報の保持と処理である。
  2. 2.主要な神経基盤は海馬である。 ✓
  3. 3.中央実行系はシステム全体を管理・制御する。
  4. 4.音韻ループと視空間スケッチパッドを含む。
  5. 5.読解能力が高いものはワーキングメモリー容量が大きい。

正答:2番

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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 54.9%標準

144人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2番 — ワーキングメモリーの主要な神経基盤は前頭前野であり、海馬ではない

ワーキングメモリー(作業記憶)について誤っているものを選ぶ問題である。


【各選択肢の解説】

1. 代表的な機能は情報の保持と処理である。
✅ 正しい。一時的に情報を保持しながら同時に処理する点が中核機能である。
2. 主要な神経基盤は海馬である。
❌ 誤り(=正答)。海馬は長期記憶(陳述記憶)の形成に関与する。正しくはワーキングメモリーの中核を担うのは前頭前野(背外側前頭前野)である。
3. 中央実行系はシステム全体を管理・制御する。
✅ 正しい。バドリーのモデルで注意資源を配分・制御するのが中央実行系である。
4. 音韻ループと視空間スケッチパッドを含む。
✅ 正しい。言語情報を扱う音韻ループと視空間情報を扱うスケッチパッドは、バドリーモデルの従属系である。
5. 読解能力が高いものはワーキングメモリー容量が大きい。
✅ 正しい。読解などの高次認知とワーキングメモリー容量には正の関連がある(リーディングスパンテストの研究)。

【試験対策ポイント】

ワーキングメモリーはバドリーのモデル(中央実行系+音韻ループ+視空間スケッチパッド+エピソードバッファ)で理解し、神経基盤は前頭前野である。海馬は長期記憶の固定に関わる別系統と区別する。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士が、臨床の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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