STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第19回 言語聴覚士国家試験 第139問

音響学第19回

第19回 言語聴覚士国家試験 第139問(音響学)の正答は 2 です。閉管(片端閉鎖)の音響管の共鳴周波数を計算する問題である。

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問題
片方のみが閉じている長さ17cm、内径3cmの円筒形の音響管の共鳴周波数に近いのはどれか。音速は340m╱sとする。 a.500Hz b.750Hz c.1,000Hz d.1,250Hz e.1,500Hz 1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e

正答:2番

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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 48.8%難問

82人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2番 — 片方が閉じた長さ17cmの管の共鳴は約500Hzと1,500Hz

閉管(片端閉鎖)の音響管の共鳴周波数を計算する問題である。音速340m/s。


【各選択肢の解説】

閉管の共鳴周波数は f=(2n−1)×c/(4L)(n=1,2,3…)で与えられる。L=0.17m、c=340m/s を代入すると、c/(4L)=340/0.68=500Hz。共鳴は 500Hz(n=1)・1,500Hz(n=2)・2,500Hz(n=3)…に現れる。

a. 500Hz
✅ 正しい。基本共鳴(n=1)である。
b. 750Hz
❌ 誤り。閉管の共鳴は500Hzの奇数倍のみで、750Hz(1.5倍)は現れない。正しくは500Hzの次の共鳴は1,500Hzである。
c. 1,000Hz
❌ 誤り。500Hzの偶数倍(2倍)にあたり、閉管では共鳴しない。正しくは閉管の共鳴は500Hz・1,500Hz・2,500Hz…の奇数倍だけである。
d. 1,250Hz
❌ 誤り。500Hzの奇数倍ではない(2.5倍)。正しくは近い共鳴周波数は1,500Hz(3倍)である。
e. 1,500Hz
✅ 正しい。第2共鳴(n=2、3倍)である。

→ a・e の組合せである2番が正答となる。


【試験対策ポイント】

片端閉管は基本波長が管長の4倍で、共鳴は基本周波数の奇数倍(1:3:5)に現れる。声道を片端閉管に見立てるとフォルマントの近似計算ができる、音響学の重要モデルである。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士が、臨床の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

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