STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第19回 言語聴覚士国家試験 第141問

音響学第19回

第19回 言語聴覚士国家試験 第141問(音響学)の正答は 5 です。聴覚や環境音に関する記述のうち正しいものを選ぶ問題である。

STワンコイン模試 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。申込・受験に締切なし、いつ受けても順位と本試験換算をその都度集計。次回は第2回 基準日2026年11月21日。
問題
正しいのはどれか。
  1. 1.騒音レベルが85dBを超えなければ騒音と感じない。
  2. 2.音脈とは一つの音を構成する正弦波成分のことである。
  3. 3.複数の音源から音が同時に到来すれば一つの音に聞こえる。
  4. 4.人が不安にならないためには音を遮断するのが効果的である。
  5. 5.環境音の聞き取りはいち早く危険を察知するための情報取得の働きをもつ。

正答:5番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 71.4%やさしい

56人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:5番 — 環境音の聞き取りは危険をいち早く察知するための情報取得の働きをもつ

聴覚や環境音に関する記述のうち正しいものを選ぶ問題である。


【各選択肢の解説】

1. 騒音レベルが85dBを超えなければ騒音と感じない ❌

騒音かどうかは音圧レベルだけで決まらず、85dBという閾値は誤りである。

2. 音脈とは一つの音を構成する正弦波成分のことである ❌

音脈(ストリーム)は時間的にまとまって知覚される音の流れであり、正弦波成分ではない。

3. 複数の音源から音が同時に到来すれば一つの音に聞こえる ❌

聴覚は音脈分凝により複数の音源を別々の流れとして聞き分ける。

4. 不安にならないためには音を遮断するのが効果的である ❌

完全な無音はかえって不安を生むこともあり、一般化できない。

5. 環境音の聞き取りはいち早く危険を察知するための情報取得の働きをもつ ⭕(=正答)

環境音は周囲の状況把握や危険の察知に役立つ重要な情報源であり、これが正答である。


【試験対策ポイント】

聴覚の機能にはコミュニケーション(言語音)と環境音による状況把握・警告の二面がある。音脈分凝(複数音源の聞き分け)は聴覚の場面分析の基本概念として押さえる。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📘 STカコモンの有料教材

この問題でつまずいた範囲は、ST国試ノートでまとめて復習。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。

ST国試ノート ― 頻出だけをぎゅっと一冊に。買い切り850円・印刷すればA4で170ページ。現役STが過去14年・2,800問をAI分析。 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
既卒・浪人の方へ 解く力はあるのに、一人だと計画が崩れる——そんな人のための伴走型プログラム「ST既卒プレミアム」。あなた専用のロードマップと、毎週届く「今やること」で、次の国試まで隣を走ります。2026年9月7日スタート・以降も随時受付。お申し込みから8日以内なら全額返金。 詳しく見る ▶
スポンサーリンク(広告)

🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | STの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(成人・小児・聴覚・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国14,201か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →
関連

▶ 第19回 全問一覧

▶ 音響学 の過去問一覧

スポンサーリンク(広告)