第19回 言語聴覚士国家試験 第146問
言語発達学第19回
第19回 言語聴覚士国家試験 第146問(言語発達学)の正答は 1 です。会話能力の発達について適切な記述を選ぶ問題である。
問題
会話能力の発達で適切なのはどれか。
- 1.話し手と聞き手の交替の原型は乳児期前半から存在する。 ✓
- 2.幼児期の会話能力はスクリプト知識の発達を基礎とする。
- 3.幼児期までは会話の開始は唐突である。
- 4.相手に適切なタイミングでフィードバックする能力は幼児期に完成する。
- 5.発話スタイルの使い分けは学童期から出現する。
正答:1番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 33.8%難問
80人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — 話し手と聞き手の交替の原型は乳児期前半から存在する
会話能力の発達について適切な記述を選ぶ問題である。
【各選択肢の解説】
1. 話し手と聞き手の交替の原型は乳児期前半から存在する ⭕(=正答)
養育者との発声のやり取り(原会話)にターンテイキングの原型がみられ、乳児期前半から存在する。これが正答である。
2. 幼児期の会話能力はスクリプト知識の発達を基礎とする ❌
スクリプト知識は会話の一要素だが、会話能力全体の基礎と断定するのは不適切である。
3. 幼児期までは会話の開始は唐突である ❌
幼児期には文脈に応じて会話を開始する力が育っており、唐突とはいえない。
4. 適切なタイミングでフィードバックする能力は幼児期に完成する ❌
聞き手としての応答能力は幼児期に完成せず、その後も発達し続ける。
5. 発話スタイルの使い分けは学童期から出現する ❌
相手に応じた話し方の調整は幼児期からみられる。
【試験対策ポイント】
会話の基盤であるターンテイキング(話者交替)は乳児期の養育者とのやり取りに原型がある。語用論的能力(相手や場面に応じた調整・フィードバック)は幼児期から学童期以降にかけて長く発達する。
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