STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第19回 言語聴覚士国家試験 第161問

高次脳機能障害第19回

第19回 言語聴覚士国家試験 第161問(高次脳機能障害)の正答は 3 です。失行・無視などの高次脳機能障害について誤っているものを選ぶ問題である。

STワンコイン模試 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。申込・受験に締切なし、いつ受けても順位と本試験換算をその都度集計。次回は第2回 基準日2026年11月21日。
問題
誤っているのはどれか。
  1. 1.道具使用のパントマイム障害は観念運動失行に分類される。
  2. 2.運動無視は励まされることで改善する。
  3. 3.観念性失行では道具への到達動作にも障害がみられる。
  4. 4.肢節運動失行では指分離が不良になる。
  5. 5.拮抗性失行は左手の異常行動である。

正答:3番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 32.1%難問

84人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:3番 — 観念性失行では道具への到達動作は保たれる

失行・無視などの高次脳機能障害について誤っているものを選ぶ問題である。


【各選択肢の解説】

1. 道具使用のパントマイム障害は観念運動失行に分類される ⭕

道具を使うふりができない症状は観念運動失行に含まれ、正しい。

2. 運動無視は励まされることで改善する ⭕

注意を促されると一時的に動かせるのが運動無視の特徴で、正しい。

3. 観念性失行では道具への到達動作にも障害がみられる ❌(=正答)

観念性失行は道具の使用方法・操作手順の障害であり、対象へ手を伸ばす到達動作自体は保たれる。したがってこれが正答(誤り)となる。

4. 肢節運動失行では指の分離運動が不良になる ⭕

細かな分離運動がぎこちなくなる症状で、正しい。

5. 拮抗性失行は左手の異常行動である ⭕

脳梁離断により左手が意図に反した動きをする症状で、正しい。


【試験対策ポイント】

観念性失行=物品操作の順序・使用法の障害、観念運動失行=指示や模倣でのパントマイム障害と区別する。到達(リーチ)動作の保たれ方も識別のポイントになる。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📘 STカコモンの有料教材

この問題の初回正答率は32.1%——受験者の68%が落としている難問です。こういう範囲は1問ずつ解説を読んでも埋まりません。ST国試ノートなら「なぜそうなるか」を頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。

ST国試ノート ― 頻出だけをぎゅっと一冊に。買い切り850円・印刷すればA4で170ページ。現役STが過去14年・2,800問をAI分析。 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
既卒・浪人の方へ 解く力はあるのに、一人だと計画が崩れる——そんな人のための伴走型プログラム「ST既卒プレミアム」。あなた専用のロードマップと、毎週届く「今やること」で、次の国試まで隣を走ります。2026年9月7日スタート・以降も随時受付。お申し込みから8日以内なら全額返金。 詳しく見る ▶
スポンサーリンク(広告)

🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | STの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(成人・小児・聴覚・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国14,201か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →
関連

▶ 第19回 全問一覧

▶ 高次脳機能障害 の過去問一覧

スポンサーリンク(広告)