STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第19回 言語聴覚士国家試験 第171問

言語発達障害学第19回

第19回 言語聴覚士国家試験 第171問(言語発達障害学)の正答は 1 です。視覚認知障害のない発達性読み書き障害児(小学2年生)の仮名文字指導として正しい組合せを選ぶ問題である。

STワンコイン模試 いま本番なら、何点か。本試験換算で、いまの目安をチェック。1回まるごと500円。順位と本試験換算の点を受けるたびに集計。第1回の本試験換算 平均118点(合格ラインは120点)。締切なし・スマホOK・中断OK。解説は印刷やPDF保存ができる。
問題
小学校2年生の発達性読み書き障害の男児。視覚認知障害はない。仮名文字の指導で正しいのはどれか。 a.音韻意識を高める。 b.書く指導より読む指導から始める。 c.読みの速さの指導はしない。 d.語彙は指導しない。 e.トレースや模写を繰り返し指導する。 1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e

正答:1番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリで
この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 54.3%標準

105人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:1番 — 音韻意識を高め、読みの指導から始めるのが仮名指導の基本

視覚認知障害のない発達性読み書き障害児(小学2年生)の仮名文字指導として正しい組合せを選ぶ問題である。


【各選択肢の解説】

a. 音韻意識を高める
✅ 正しい。発達性読み書き障害の中核は音韻処理の弱さであり、音韻意識を高める指導が有効である。
b. 書く指導より読む指導から始める
✅ 正しい。まず読みで文字と音の対応を確立し、その後に書きへ進めるのが基本である。
c. 読みの速さの指導はしない
❌ 誤り。正確さだけでなく読みの速さ(流暢性)も指導の対象となる。正しくは読みの速さも指導する。
d. 語彙は指導しない
❌ 誤り。語彙は読みの理解を支える。正しくは語彙の指導も行う。
e. トレースや模写を繰り返し指導する
❌ 誤り。視覚認知障害がない本児では、形を写す練習は困難の中心に届かない。正しくは音と文字の対応(音韻アプローチ)を中心に指導する。

→ a・b の組合せである1番が正答となる。


【試験対策ポイント】

発達性読み書き障害(ディスレクシア)の指導は音韻意識の強化と文字-音対応の確立が要である。視覚認知障害の有無で方針が変わり、音韻型では模写中心ではなく音韻アプローチを優先する点を押さえる。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士が、臨床の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📘 STカコモンの有料教材

この問題でつまずいた範囲は、ST国試ノートでまとめて復習。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。

ST国試ノート ― 頻出だけをぎゅっと一冊に。買い切り850円・印刷すればA4で170ページ。現役STが過去14年・2,800問をAI分析。 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
既卒・浪人の方へ 解く力はあるのに、一人だと計画が崩れる——そんな人のための伴走型プログラム「ST既卒プレミアム」。あなた専用のロードマップと、毎週届く「今やること」で、次の国試まで隣を走ります。2026年9月7日スタート・以降も随時受付。お申し込みから8日以内なら全額返金。 詳しく見る ▶
スポンサーリンク(広告)

🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | STの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(成人・小児・聴覚・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国14,201か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →
関連

▶ 第19回 全問一覧

▶ 言語発達障害学 の過去問一覧

スポンサーリンク(広告)