第19回 言語聴覚士国家試験 第171問
言語発達障害学第19回
第19回 言語聴覚士国家試験 第171問(言語発達障害学)の正答は 1 です。視覚認知障害のない発達性読み書き障害児(小学2年生)の仮名文字指導として正しい組合せを選ぶ問題である。
問題
小学校2年生の発達性読み書き障害の男児。視覚認知障害はない。仮名文字の指導で正しいのはどれか。
a.音韻意識を高める。
b.書く指導より読む指導から始める。
c.読みの速さの指導はしない。
d.語彙は指導しない。
e.トレースや模写を繰り返し指導する。
1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e
正答:1番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 53.1%標準
64人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — 音韻意識を高め、読みの指導から始めるのが仮名指導の基本
視覚認知障害のない発達性読み書き障害児(小学2年生)の仮名文字指導として正しい組合せを選ぶ問題である。
【各選択肢の解説】
a. 音韻意識を高める ⭕
発達性読み書き障害の中核は音韻処理の弱さであり、音韻意識を高める指導が有効である。
b. 書く指導より読む指導から始める ⭕
まず読みで文字と音の対応を確立し、その後に書きへ進めるのが基本である。
c. 読みの速さの指導はしない ❌
正確さだけでなく読みの速さ(流暢性)も指導の対象となる。
d. 語彙は指導しない ❌
語彙指導も読みの理解を支えるため必要である。
e. トレースや模写を繰り返し指導する ❌
視覚認知障害がない本児では、模写の反復よりも音と文字の対応(音韻アプローチ)が中心となる。
→ a・b の組合せである1番が正答となる。
【試験対策ポイント】
発達性読み書き障害(ディスレクシア)の指導は音韻意識の強化と文字-音対応の確立が要である。視覚認知障害の有無で方針が変わり、音韻型では模写中心ではなく音韻アプローチを優先する点を押さえる。
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