第19回 言語聴覚士国家試験 第175問
音声障害第19回
第19回 言語聴覚士国家試験 第175問(音声障害)の正答は 4 です。音声障害・神経疾患と音声所見の組合せのうち、関連のないものを選ぶ問題である。
問題
関連ない組合せはどれか。
- 1.脊髄小脳変性症 ― 爆発性発声
- 2.痙攣性発声障害 ― 声の途切れ
- 3.ホルモン音声障害 ― 話声位の変化
- 4.ポリープ様声帯 ― 無力性嗄声 ✓
- 5.パーキンソン病 ― 声量低下
正答:4番
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解説
■ 正答:4番 — ポリープ様声帯は無力性嗄声ではなく、低く粗い嗄声を示す
音声障害・神経疾患と音声所見の組合せのうち、関連のないものを選ぶ問題である。
【各選択肢の解説】
1. 脊髄小脳変性症 ── 爆発性発声 ⭕
失調性構音障害により断綴的・爆発的な発声がみられ、関連する。
2. 痙攣性発声障害 ── 声の途切れ ⭕
内転型では声が詰まって途切れる特徴があり、関連する。
3. ホルモン音声障害 ── 話声位の変化 ⭕
ホルモンの影響で声帯が変化し声の高さ(話声位)が変わるため、関連する。
4. ポリープ様声帯 ── 無力性嗄声 ❌(=正答)
ポリープ様声帯(ラインケ浮腫)は声帯が浮腫状に厚くなり、低く粗い嗄声を呈する。無力性(弱々しい)嗄声とは結びつかないため、これが正答(関連のないもの)となる。
5. パーキンソン病 ── 声量低下 ⭕
発声の低下により声が小さくなりやすく、関連する。
【試験対策ポイント】
声の所見は病態を反映する。ポリープ様声帯(浮腫)=低く粗い声、無力性嗄声=声帯麻痺などによる弱い声と原因を結びつける。神経疾患の発声特徴(失調=爆発性、パーキンソン=小声)も整理する。
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