第19回 言語聴覚士国家試験 第180問
器質性構音障害第19回
第19回 言語聴覚士国家試験 第180問(器質性構音障害)の正答は 4 です。1歳6か月で口蓋形成術を行った口唇口蓋裂児に、術後早期に行うべきことの組合せを選ぶ問題である。
問題
口唇口蓋裂児において口蓋形成術を1歳6か月に行った。術後早期に行うべきなのはどれか。
a.哺乳指導
b.構音訓練
c.ラッパを吹く練習
d.頬を膨らませる練習
e.ホッツ(Hotz)床の装着
1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e
正答:4番
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解説
■ 正答:4番 — 口蓋形成術後早期は、ラッパや頬を膨らませる鼻咽腔閉鎖の促進が適切
1歳6か月で口蓋形成術を行った口唇口蓋裂児に、術後早期に行うべきことの組合せを選ぶ問題である。
【各選択肢の解説】
a. 哺乳指導 ❌
哺乳指導は術前・乳児期の対応であり、術後早期の課題ではない。
b. 構音訓練 ❌
本格的な構音訓練は発達が進んだ後(おおむね3歳以降)に行う。
c. ラッパを吹く練習 ⭕
呼気を口腔から出す遊びで鼻咽腔閉鎖機能を促し、術後早期に適する。
d. 頬を膨らませる練習 ⭕
口腔内圧を高める遊びで鼻咽腔閉鎖機能を促し、術後早期に適する。
e. ホッツ床の装着 ❌
ホッツ床は術前に口蓋を覆う装置で、口蓋形成術後には用いない。
→ c・d の組合せである4番が正答となる。
【試験対策ポイント】
口蓋形成術後早期は、遊びを通じた鼻咽腔閉鎖機能の促進(吹く・膨らませる)が中心となる。哺乳指導やホッツ床は術前、構音訓練はさらに後、と時期を整理して覚える。
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