STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第19回 言語聴覚士国家試験 第191問

小児聴覚障害第19回

第19回 言語聴覚士国家試験 第191問(小児聴覚障害)の正答は 2 です。1歳の高度難聴児への前言語コミュニケーション指導として適切でないものを選ぶ問題である。

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問題
1歳の高度難聴児。前言語コミュニケーション指導として適切でないのはどれか。
  1. 1.情感の共有
  2. 2.音韻の識別 ✓
  3. 3.話者への注目
  4. 4.意思伝達の理解
  5. 5.相互性の理解

正答:2番

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初回正答率 78%やさしい

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同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2番 — 音韻の識別は前言語期の指導内容として適切でない

1歳の高度難聴児への前言語コミュニケーション指導として適切でないものを選ぶ問題である。


【各選択肢の解説】

1. 情感の共有
✅ 正しい。養育者と感情を分かち合うことは前言語期の基盤で、適切である。
2. 音韻の識別
❌ 誤り(=正答)。音韻の弁別は言語音を扱う段階の課題であり、前言語期の指導内容としては適切でない。したがってこれが正答である。正しくは、音韻の識別は言語を獲得していく段階以降で扱う課題である。
3. 話者への注目
✅ 正しい。話し手に注意を向けることはやり取りの土台で、適切である。
4. 意思伝達の理解
✅ 正しい。伝え合うことの理解は前言語期に育てる要素で、適切である。
5. 相互性の理解
✅ 正しい。やり取りの交替(相互性)は前言語期の重要な内容で、適切である。

【試験対策ポイント】

前言語期の指導は情感の共有・注目・やり取りの相互性など、コミュニケーションの基盤づくりが中心である。音韻識別のような言語音レベルの課題はその後の段階で扱う、と段階を区別する。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士が、臨床の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

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