STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第19回 言語聴覚士国家試験 第199問

補聴器・人工内耳第19回

第19回 言語聴覚士国家試験 第199問(補聴器・人工内耳)の正答は 3 です。補聴器適合の評価として適切でないものを選ぶ問題である。

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問題
補聴器適合の評価で適切でないのはどれか。
  1. 1.雑音下で語音明瞭度が保たれている。
  2. 2.補聴器の効果に装用者の納得が得られている。
  3. 3.補聴器装用時の語音明瞭度が70%を超えている。 ✓
  4. 4.補聴器装用下の騒音は心理的許容レベル以下である。
  5. 5.入力音90dBSPL時の出力レベルが不快レベル以下である。

正答:3番

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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 38.8%難問

98人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:3番 — 装用時の語音明瞭度が70%を超えることは適合評価の基準ではない

補聴器適合の評価として適切でないものを選ぶ問題である。


【各選択肢の解説】

1. 雑音下で語音明瞭度が保たれている
✅ 正しい。実際の環境での聞き取りを確認する適切な評価である。
2. 補聴器の効果に装用者の納得が得られている
✅ 正しい。主観的満足は適合評価の重要な要素で、適切である。
3. 補聴器装用時の語音明瞭度が70%を超えている
❌ 誤り(=正答)。適合の判断はその人の聴力に応じた改善で評価するもので、「70%超」という一律の絶対値を基準とするのは適切でない。したがってこれが正答である。正しくは、装用時の語音明瞭度は本人の裸耳の最高語音明瞭度と比べて評価する。
4. 補聴器装用下の騒音は心理的許容レベル以下である
✅ 正しい。不快なほど騒音が増幅されていないかを確認する適切な評価である。
5. 入力音90dBSPL時の出力レベルが不快レベル以下である
✅ 正しい。大入力時に不快レベルを超えないこと(出力制限)は適切な評価である。

【試験対策ポイント】

補聴器の適合評価は装用閾値・語音明瞭度の改善・騒音や大音量での不快感・装用者の満足などを総合して行う。明瞭度70%超といった固定値を合否基準にしない点を押さえる。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士が、臨床の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

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