第19回 言語聴覚士国家試験 第3問
臨床神経学第19回
第19回 言語聴覚士国家試験 第3問(臨床神経学)の正答は 2 です。膝蓋腱反射(伸張反射)のしくみを問う。
問題
膝蓋腱反射で誤っているのはどれか。
- 1.脊髄性単シナプス反射である。
- 2.γ(ガンマ)線維が筋伸張を伝える。 ✓
- 3.α(アルファ)運動神経が筋線維を収縮させる。
- 4.筋紡錘が関与する。
- 5.反射亢進は錐体路症状である。
正答:2番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 44.5%難問
155人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 筋伸張を伝えるのはIa群線維でγ線維ではない
膝蓋腱反射(伸張反射)のしくみを問う。誤っているものを選ぶ。
【各選択肢の解説】
1. 脊髄性単シナプス反射である。
✅ 正しい。求心路と遠心路が脊髄内で1つのシナプスを介する単シナプス反射である。
✅ 正しい。求心路と遠心路が脊髄内で1つのシナプスを介する単シナプス反射である。
2. γ(ガンマ)線維が筋伸張を伝える。
❌ 誤り(=正答)。筋伸張の情報を中枢へ伝えるのは筋紡錘からのIa群求心性線維である。γ運動線維は筋紡錘内の錘内筋を支配し、感度を調整する遠心性線維である。正しくは筋伸張を伝えるのはIa群線維である。
❌ 誤り(=正答)。筋伸張の情報を中枢へ伝えるのは筋紡錘からのIa群求心性線維である。γ運動線維は筋紡錘内の錘内筋を支配し、感度を調整する遠心性線維である。正しくは筋伸張を伝えるのはIa群線維である。
3. α(アルファ)運動神経が筋線維を収縮させる。
✅ 正しい。α運動神経が錘外筋(一般の筋線維)を収縮させる。
✅ 正しい。α運動神経が錘外筋(一般の筋線維)を収縮させる。
4. 筋紡錘が関与する。
✅ 正しい。筋紡錘が伸張の受容器となる。
✅ 正しい。筋紡錘が伸張の受容器となる。
5. 反射亢進は錐体路症状である。
✅ 正しい。深部腱反射の亢進は上位運動ニューロン(錐体路)障害の徴候である。
✅ 正しい。深部腱反射の亢進は上位運動ニューロン(錐体路)障害の徴候である。
→ 誤っているのは2番が正答となる。
【試験対策ポイント】
伸張反射の経路は「筋紡錘→Ia線維→脊髄→α運動神経→錐外筋収縮」。γ線維は筋紡錘の感度を設定する別系統であり、求心性の伝達役ではない点が頻出のひっかけである。
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